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『咄随筆』本文とその研究

定価: 14,850 (本体 13,500 円+税)

本書は吉宗の時代に加賀藩の下級武士が記した珍聞・奇談を、資料的価値を損なわぬよう著者自筆本を忠実に翻刻し考察。享保当時の言語・民俗等の研究に必携の書。

【著者略歴】
鈴木雅子(すずき まさこ)
1928年 東京生まれ。
1948年 東京女子大学国語科(旧制)卒業。
1951年 東京大学文学部(旧制)卒業。専攻・国語学。
※略歴は刊行当時のものです※
目次を表示します。

解題
凡例
本文篇(翻刻本文)
目次
上巻
中巻
下巻
補注
研究篇
一、著者
二、本文
(一)自筆原本
(二)写本
(三)本文変化の実例
(四)自筆本の資料的価値
三、国語学的に見た『咄随筆』の特徴
(一)本文中に用いられる加賀言葉
(二)むかしの言葉
(三)文字と文字遣い
(四)その他
四、登場人物
(一)さまざまの登場人物
(二)語り手の人々
(三)説話に名の出る人々
(四)他の資料にも名の出る人々
(五)人物関係図
(六)(二)(三)以外の人々
五、説話の舞台
(一)話の舞台となる「場」
(二)地名
(三)寺社名
六、まとめ
索引
 語句索引
 年号索引
 故事・引用文・詩歌・諺など
参考資料
あとがき
著者鈴木雅子 著
発行年月日1995年03月15日
頁数318頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-0934-0