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講座平安文学論究 第10輯

古典学研究とその広がり

定価: 13,200 (本体 12,000 円+税)

平安時代(院政期を含む)の物語・和歌・説話・漢詩文等すべてのジャンルにわたって、歴史学・美術史とも関連させ、新しい研究動向を見据えながら編纂された論文集。
目次を表示します。
注釈書の基層―唐名抄・歴代名数などより―(牧野和夫) 
平安後期の万葉研究―『万葉集抄』をめぐって―(竹下豊) 
古今和歌集の享受における文保二年為定本―勘物の異同をてがかりに―(浅見緑) 
〈あやしの歌詠み〉たちの空間―俊頼歌学の方位―(小川豊生) 
義と心―『両度聞書』の方法―(山本登朗) 
寛弘年間道長の道心と源氏物語―道長の御嶽詣で・木幡三昧堂・法性寺を中心に―(中哲裕) 
河内本本文の成立―「舊尾州家蔵河内本源氏物語存疑」続貂―(加藤洋介) 
道慶『湖月抄中ノ和歌集』に関する考察―『源氏物語』注釈史上の位置を視坐に―(堤康夫) 
源平盛衰記難語考―正盛蔵人五位の家に仕え―(黒田彰) 
何故書写者は奥書を記さなかつたのか―実隆古典学の一側面―(武井和人) 
輪廻転生する王の子の物語(藏中しのぶ) 
談義注釈と物語―略本系『西行物語』について―(近本謙介) 
平安文学研究・注釈史参考文献目録(海野圭介)
著者平安文学論究会 編
発行年月日1994年12月15日
頁数422頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-0898-5