徒然草とその周縁
定価:
4,180
円(本体
3,800
円+税)
- 目次を表示します。
-
Ⅰ
徒然草をどう読むか・その一 ― 一九段までと枕草子―
徒然草をどう読むか・その二 ― 三二段まで―
段の連関について
徒然草は未定稿の遺作か
徒然草と兼好自壊家集
Ⅱ
「きびしく」と「すこし」― 一一段について―
「うたがひながらも」(三九段)補説
二一段・一一二段の執筆時期
礼智阿消息と兼好
「道をたのしぶ」(一七四段)について―朱子学と兼好―
九三段、二一七段、一八八段を読む
一八二段、二一五・二一六段、二一九・二二〇段
四六段「柳原の辺に」について
Ⅲ
『三外往生記』考
『一言芳談抄』考―成立時期と編者―
懐弉の『随聞記』について
『歎異抄』の「き」について
今様「あそひをせんとや」―その発想と表現―
「祇王」の方法
往来物の連歌式目
「園降」(『梵灯庵返答書』)は「圓澤」
連歌の成立と展開
あとがき