平安朝文学に見る二元的四季観
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5,280
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序節 隔絶した古代社会
第一節 季節意識についての不可解な現象
第二節 二通りの季節意識の存在
付 旧暦と季節感
第三節 「古今集」に見る二元的四季観
第四節 二元的四季観の発生と展開(古今集まで)
一 上代文学に見る節月意識の発生
二 節月意識発生の背景
三 平安初期詩壇における展開
四 平安初期歌壇における展開
第五節 二元的四季観の継承と変容(古今集以後)
一 「貫之集」よりの考察と提言
二 「紫式部集」よりの考察と提言
三 「公任集」よりの考察と提言
四 「道命阿闍梨集」よりの考察と提言
五 「源氏物語」よりの考察と提言
終節 幻と消えた二元的四季観
(翻訳)“旧年”と春について(ベルナール・フランク)
(付録)「四節気」簡易検索表
主要引用詩歌索引
あとがき