中国近代文学論争史
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まえがき
第一章 中国近代文学観の成立について
第一節 日・中にとって近代文学とは
第二節 梁啓超の文学観
第三節 坪内逍遥の「小説神髄」
第四節 中国近代文学が志向するもの
第二章 魯迅
第一節 「魯迅の骨は最も堅い」
第二節 陳独秀と「新青年」
第三節 「文学革命」と魯迅
第四節 「狂人日記」浅析
第五節 それぞれの「五・四」
第三章 文学研究会と創造社
第一節 「五・四」新文化運動
第二節 文学研究会の性格
第三節 創造社の文学観
第四節 張資平「木馬」について
第四章 「革命文学」論争について
第一節 「革命文学」の誕生
第二節 郭沫若と後期創造社との相違
第三節 「革命文学」論争
第四節 瞿秋白「魯迅雑感選集序言」
第五章 文芸大衆化の問題点
第一節 左翼作家連盟の成立
第二節 文芸大衆化に関して瞿秋白と茅盾との間に交わされた論争に
ついて
第六章 「国防文学」論争について
第一節 左連受難
第二節 若干の歴史的状況について
第三節 論争の経過
第四節 二つのスローガンをめぐる対立
第五節 茅盾と「国防文学」
あとがき