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  • 残部僅少

歌舞伎成立の研究

定価: 11,000 (本体 10,000 円+税)

能楽・猿楽など中世の先行芸能及び風流など歌舞伎創始時の民俗芸能との関連を探り、ややこ踊・阿国の念仏踊など踊歌が歌舞伎「狂言」に形成発展する過程を究明。

【著者紹介】
服部幸雄(はっとり ゆきお)
千葉大学教授

※略歴は刊行当時のものです※
目次を表示します。
序文   林屋辰三郎                        はしがき 郡司正勝
Ⅰ 歌舞★成立史研究序説

Ⅱ 先行諸芸能との関連の様相
 第一 女猿楽と女歌舞伎
 第二 舞々と歌舞伎の座
 第三 女房狂言の意義

Ⅲ 歌舞★踊の成立

 第一 加賀国八歳十一歳の童
 第二 ややこ踊考
 第三 阿国の念仏踊
 第四 地方における女歌舞伎
 第五 女歌舞伎の踊歌
 第六 若衆・野郎歌舞伎の踊歌

Ⅳ 歌舞★「狂言」の形成過程
 
第一 阿国山三伝説の発生と成長
第二 梅玉本『かふきのさうし』の分析
第三 大小狂言の研究
第四 大小の舞考
第五 南都★宜衆の芸能活動
第六 狂言『狸腹鼓』とその伝承
第七 独 狂 言 考
第八 脇狂言の形成

Ⅴ 役柄の成立
第一 成立期の役柄
第二 立役の源流
  付載I「をかし」の系譜
   一 服従のしるし  二 人笑はする翁  三 生活と芸能のあいだ  四 僧物語
   五 御咄の衆   六 俳譜師たち  七 たいこもち人生

  付載Ⅱ「大序」の性格
歌舞伎成立史研究文献目録

著者服部幸雄 著
発行年月日1968年03月30日
頁数702頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-0716-2