博士論文・心理学・教育学など書籍・学術出版社|(株)風間書房

  • 残部僅少

源氏物語の探究 第1輯

定価: 9,900 (本体 9,000 円+税)

【執筆者紹介】
岡崎義惠・重松信弘・森岡常夫・仲田庸幸・小松茂人・瀬古確・重松紀彦・白方勝・村田昇・北川伊男・橋本真理子・池田義孝・青山なを・丸山キヨ子・武原弘・西宮一民・伊井春樹・八木意知男・大津有一・滝本典子・奥村恒哉・美山靖
目次を表示します。
序 岡崎義惠

源氏物語の心理描写 重松信弘

源氏物語の構成―いわゆる三部構説の問題点― 森岡常夫
六条院と宇治山荘の文芸的意義 仲田庸幸
『源氏物語』の芸道論 小松茂人
源氏物語の春秋優劣論をめぐって―万葉集との対比に於いて― 瀬古確
源氏物語における先行文芸批評について 重松紀彦
朱雀院の生涯―負け馬の論理とその変身― 白方勝
源氏物語の仏教美学 村田昇

宇治十帖の構想―橋姫物語の「身」と「心」― 北川伊男
宇治十帖試論―その構造と物語の方法について― 橋本真理子
宇治十帖の人間と自然 池田義孝
不用人の自覚 青山なを
浮舟について―宇治十帖末尾の考察― 丸山キヨ子
浮舟論―その人物造形の主題と方法 武原弘

源氏物語における助詞「を」について―桐壺巻を主として― 西宮一民
「源氏物語注釈」(書陵部蔵)所収の古注逸文の性格について―建礼門院所持の源氏絵巻と光長の古注釈書作成の周辺― 伊井春樹
異本紫明抄覚書 八木意知男
千鳥抄について 大津有一
河海抄所引の万葉歌―新点及び次点本との関係について― 滝本典子
花鳥余情の性質と所引の古今六帖 奥村恒哉
源氏物語と上田秋成 美山靖
重松信弘博士略歴
重松信弘博士研究業績目録
後記 重松信弘博士頒寿会
著者重松信弘博士頒寿会 編
発行年月日1974年06月15日
頁数584頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-0693-6