はじめに
序章 研究の目的と意義
第1節 問題意識と目的,背景
1-1 問題意識と目的
1-2 背景
第2節 論文の課題と構成,研究対象の特定
2-1 論文の課題と構成
2-2 本研究で着目する共食と研究対象の特定
第3節 研究の意義
3-1 理論的意義
3-2 政策的・実践的意義
第1章 先行研究
第1節 共食に関する先行研究
1-1 共食の概念と定義
1-2 共食に関する歴史的研究
1-3 共食に関する実証研究
1-4 共食の機能に関する先行研究の小括
第2節 子育て期の女性のライフスタイルと友人関係に関する研究
2-1 子育て期の女性の友人関係
2-2 子育て期の女性のライフスタイル
第3節 先行研究からの課題と本研究の位置づけ
第2章 インタビュー調査からみる共食の概況
第1節 本章の目的と研究方法
1-1 本章の目的
1-2 研究方法
第2節 結果
2-1 事例からの実態把握
2-2 10人の共食の概況
2-3 食事と人間関係に注目した共食の実態
第3節 考察と本章のまとめ
3-1 分析結果の要約
3-2 共食が維持されるメカニズム
3-3 小括
第3章 理論と仮説
第1節 理論の概要
1-1 交換理論
1-2 ネットワーク論
第2節 理論の援用
2-1 交換理論の援用
2-2 ネットワーク論の援用
第3節 研究の枠組みと仮説
第4章 量的研究の調査方法,データ,分析方法,変数
第1節 調査方法
1-1 質問紙調査①(第5章)
1-2 質問紙調査②(第6章,第7章)
1-3 全調査の概要一覧表
第2節 第5章の研究方法
2-1 データと分析方法
2-2 分析に用いた変数の測定
第3節 第6章の研究方法
3-1 データと分析方法
3-2 分析に用いた変数の測定
第4節 第7章の研究方法
4-1 データと分析方法
4-2 分析に用いた変数の測定
第5節 変数一覧表
第5章 共食の実態と互酬性の検証
第1節 本章の目的と研究枠組み
1-1 本章の目的
1-2 研究の枠組み
1-3 仮説
第2節 調査内容と回答者の属性
2-1 調査内容
2-2 回答者の属性
第3節 分析枠組みと変数,手法
3-1 「共食の要素」が「共食の機能」に与える影響
3-2 共食しない人の特徴
第4節 結果
4-1 共食の実態
4-2 互酬性に関する仮説の検証
4-3 共食しない人の特徴
第6章 共食ネットワークの特徴
第1節 本章の目的
第2節 調査内容と分析方法
2-1 調査内容
2-2 分析方法と変数
2-3 分析対象とその特徴
第3節 結果
3-1 共食ネットワークと「パーソナル・ネットワーク」の構造特性
3-2 「パーソナル・ネットワーク」と親族ネットワークからのサポート
第7章 共食の諸機能と多様性
第1節 目的と研究枠組み
1-1 本章の目的
1-2 研究の枠組み
第2節 調査内容と分析方法
2-1 調査内容
2-2 分析対象
2-3 分析方法と分析モデルの適合性
2-4 本章の分析データの特徴
2-5 変数の相関
2-6 分析モデル
2-7 作業仮説
第3節 結果
3-1 「共食の要素」が「料理に対する他者の評価」機能に与える影響
3-2 「共食の要素」が「情報交換」機能に与える影響
3-3 「共食の要素」が「情緒的サポート」機能に与える影響
3-4 「共食の要素」が「手段的サポート」機能に与える影響
3-5 「共食の要素」が「交流」機能に与える影響
3-6 「共食の要素」が「ネガティブ・サポート」に与える影響
3-7 「共食の要素」が「パーソナル・ネットワーク」に与える影響
3-8 「共食の要素」が「夫の家事・育児関与」に与える影響
第8章 考察と結論
第1節 結果のまとめ
1-1 共食の実態と共食の維持メカニズム(インタビュー結果より)
1-2 量的分析による共食の実態把握(質問紙調査①より)
1-3 互酬性の仮説検証と共食しない人の特徴(質問紙調査①より)
1-4 共食ネットワークの特性(質問紙調査②より)
1-5 「共食の要素」が「共食の機能」に与える影響(共分散構造分析の結果より)
1-6 共食ネットワークが「パーソナル・ネットワーク」に与える影響
1-7 「共食の要素」が「夫の家事・育児関与」に与える影響
第2節 結論
2-1 共食は人間関係を維持・強化するか?
2-2 共食ネットワークの制約性は,なぜ現れなかったのか?
2-3 だれが共食を必要としているか?
2-4 専業主婦は共食の多面的な機能を活用しているか?
2-5 小括
第3節 本研究のインプリケーション
3-1 理論へのインプリケーション
3-2 政策と実践へのインプリケーション
第4節 本研究の限界と今後の課題
4-1 本研究の限界
4-2 今後の課題
文献リスト
おわりに