歌物語の研究
定価:
13,200
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12,000
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序
第一章 歌物語総説
第一節 歌物語の名義
第二節 歌物語とその類似作
第三節 歌物語の色好み
第四節 歌物語の成立と受容
第五節 延喜天暦時代における歌物語の形成―歌物語時代への道―
第二章 伊勢物語と周辺の文学
第一節 土佐日記と在原業平
第二節 業平東下りと紀貫之
第三節 古今六帖と土佐日記―土佐日記、伊勢物語両作の歌主の問題―
第四節 竹取と伊勢―特性対比論―
第三章 伊勢物語の展開と影響
第一節 伊勢物語の構成と構造
第二節 歌語りから歌物語『伊勢』へ
第三節 源氏物語における伊勢物語の本旨の問題
第四節 花山院忠長と東下り―伊勢物語の幻影―
第五節 西鶴の伊勢物語再生の方法
―好色一代男の「安部の外記」について―
第六節 蘭洲と綾足―伊勢物語に関する著作をめぐって―
第七節 明治時代と伊勢物語―近代への継承―
第四章 歌物語諸作品の論
第一節 大和物語の巻頭と巻末
第二節 大和物語の土佐日記受容
第三節 大鏡における夏山繁樹と大和物語
第四節 平中物語の末尾
第五節 歌物語史における三作品の位置
所収論文掲載誌等一覧
索 引