琴歌譜新論
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序 三谷栄一博士
中西 進博士
目次
第一部 琴歌譜歌曲名考
一、古代歌曲名考―序説―
一 歌謡と縁起
二 歌曲名の有無
三 歌曲名の記録
四 琴歌語の資料
五 む す び
二、酒坐歌・酒楽之歌
一 序 説
二 本研究の主眼
三 「酒坐歌」の訓読義説
四 「坐」・「座」の訓法
五 「酒楽之歌」の訓読の変遷
六 「ミキヱラキ」・「サカヱラギ」
七 「サカホガヒ」
八 「楽」の字の訓
九 万葉集の「楽」字
一〇 「ホガヒ」と「ホギ(ホグ)」
一一 結 語―「酒坐歌」・「酒楽之歌」の音読―
三、志良宜歌
一 シラゲの訓法
二 シラゲの語義
四、埴安ぶり
一 はじめに
二 「短埴安扶理」
三 「長埴安扶理」
四 「はにやす」をめぐって
第二部 琴歌譜歌謡考
一、琴歌譜の大歌
は じ め に
一 琴歌語の価値と研究基点
二 譜詞本態論の基盤
三 譜詞と歌詞
四 譜詞本態論の実証
五 おわりに
二、玆 都 歌
一 序
二 歌詞の用字「止」をめぐって
三 句 切 れ
四 歌の解義
三、「歌返」の歌
一 序
二 歌詞と隠喩 その1
三 縁 起
四 歌詞と隠喩 その2
五 「小 竹」
六 淡 路 島
七 朝 妻
八 おわりに
四、「阿遊陁扶理」攷―正月七日節饗宴歌への由縁―
一 序
二 地名、石上・布留・高橋
三 物 部 氏
四 七日節と阿遊陁扶理
五 結
五、琴歌譜の有縁起歌
は じ め に
一 玆 都 歌
二 歌 返
三 余 美 歌
四 字 書 歌
五 阿遊陀扶理
六 酒 坐 歌
七 玆良宜歌
八 おわりに
六、「自余小歌同十一月節」注記の意味
七、短埴安扶理
一 はじめに
二 埴安の神
三 「短埴安扶理」と「長埴安扶理」
八、「継根振」「庭立振」の難語考
―あきつはなふく・ふゝきのをとり―
一 はじめに
二 「はなふく」
三 ふゝきのをとり
第三部 琴歌語詠唱法
一、歌われた古代歌謡
一 はじめ に
二 詠 唱 法
三 譜詞と歌詞
四 おわりに
二、古代歌謡の詠唱―琴歌譜を拠点として―
一 はじめに
二 琴歌譜の詠唱法
三 催馬楽における継承
四 記紀歌謡の詠唱態
終 詞
附 録
琴歌語関係研究文献目録
索 引