飛鳥井雅有日記全釈
定価:
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序文 中田 祝夫
小引
凡例
解説
(一)作者の再確認 (四)雅有の造寺修行と文化活動
(二)雅有とその周辺 (五)作品の意義と書名
(三)雅有の旅 (六)伝本と成立
仏道の記(文永三年・五年・六年)
一、芦屋へ
二、須磨・明石の中秋の月
三、芦鼻の奥山に寺を造る
四、寺を出て芦屋へ
五、京都へ
六、奈良・伊勢へ
嵯峨の通ひ(文永六年)
一、序
二、中院で月百首
三、阿仏尼の源氏物語講義始まる
四、中院で裸足の蹴鞠
五、紅葉見物と松茸狩
六、大堰河で秋を惜しむ
七、中院で冬五十首の探題
八、和琴弾奏と紅葉見物
九、転任希望と様々の遊び
一〇、内侍所神楽の練習を始める
一一、転任の申文・内裏御蹴鞠の練習
一二、白拍子と蹴鞠
一三、中院で蹴鞠
一四、源氏物語の講義終了・古今集の伝授
最上の河路(文永七年)
都の別れ(建治元年)
一、京都を出る
二、仲頼、垂井まで見送る
三、引馬まで
四、基盛朝臣と酒匂で逢う
五、鶴岡八幡宮の放生会
六、折々の和歌
春の深山路(弘安三年)
一、序
二、年賀の出仕(一月)
三、法勝寺修正の御幸
四、東宮御所の懸
五、賀茂神社に参詣
六、東宮の御蹴鞠始
七、東宮の御歌会始
八、松尾神社で東宮の御所
九、東宮御所の御壺へ桜木を(二月)
一〇、院御所の御蹴鞠始
一一、祈年穀の奉幣使
一二、無文の燻革の韈(三月)
一三、負業の花
一四、千本閻魔堂の花見
一五、蹴鞠の御辨
一七、季御読経・浄金剛院の八講
一七、東宮の御歌会と御蹴鞠
一八、郭公の初音の勝負(四月)
一九、郭公の初音の再勝負
二〇、続拾遺集に入集の和歌
二一、内裏の御物忌・御方違の行幸(五月)
二二、東宮の御蹴鞠
二三、内裏の御物忌
二四、東宮で御遊と御探題
二五、古今集の御談義・祗園会の馬長(六月)
二六、内裏の宿直・東宮御触穢
二七、東宮で千首の清書
二八、千首についての誓状と御百首(七月)
二九、句抄・乞巧奠の琴柱
三〇、雅有の多能と東宮への忠勤
三一、東宮で硯競べと月蝕御歌会(八月)
三二、駒牽・東宮で古今集の不審選び
三三、東宮への諫言(九月)
三四、院御所で仮名日記閲覧・東下延期の御要請
三五、東宮で続歌(十一月)
三六、東宮御所で惜別の宴
三七、京都を出て鏡まで
三八、番場まで
三九、墨俣まで
四〇、萱津まで
四一、蒲原まで
四二、三島まで
四三、酒匂まで
四四、鎌倉に着く
付録
〇年 立
○関係文献
○索引(付、誤用仮名づかい一覧・異体漢字一覧・宛漢字一覧)
・ 和歌索引
・ 語句索引
○系図、地図
後記