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価値多様化社会における心の教育

定価: 2,750 (本体 2,500 円+税)

国際的な視野から現代の価値多様化社会における心の教育の在り方について、家庭・学校・地域社会・国際社会の4つの観点から論じる。

【著者略歴】
西村正登(Masato Nishimura)
 1951年生まれ。1977年3月、広島大学大学院教育学研究科教育学専攻博士課程前期修了。博士(教育学)。1989年4月からPL学園女子短期大学に教育学の講師、助教授として勤務し、その間、京都大学へと研修員として通いながら、「シュプランガーの教員養成論に関する研究」をテーマにして学位論文を作成した。1999年4月、山口大学教育学部教授に就任し、現在に至る。
※略歴は刊行当時のものです※
目次を表示します。
はじめに
第1章 家庭における心の教育
 第1節 家庭教育で重要な11の原理
 第2節 家庭と学校とが連携するための20の原理
第2章 学級における心の教育
 第1節 規律の確立による人格教育
 第2節 礼儀作法を教えること
 第3節 子どものいじめを予防し、優しさを育む教育
第3章 学校における心の教育
 第1節 人格教育を要にした学校教育の創造
 第2節 生徒と共に創造する人格教育の推進
第4章 道徳授業の方法
 第1節 価値の明確化による道徳授業
 第2節 モラルジレンマによる道徳授業
 第3節 構造化方式による道徳授業
 第4節 エンカウンター方式による道徳授業
 第5節 ロールプレイングによる道徳授業
 第6節 内観法による道徳授業
 第7節 モラルスキルトレーニングによる道徳授業
 第8節 ディベートによる道徳授業
 第9節 批判的思考による道徳授業
 第10節 ストレスコーピングによる道徳授業
第5章 地域社会における心の教育
 第1節 学校と地域社会
 第2節 地域社会全体での心の教育への取り組み
第6章 国際社会におけるこころの教育
 第1節 国際比較による日本の道徳教育の現状
 第2節 アメリカにおける心の教育
 第3節 日本における心の教育
おわりに―これからの心の教育―
資料
著者西村正登 著
発行年月日2013年11月30日
頁数286頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-2012-3