中世歌壇史の研究 室町前期〔改訂新版〕
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はしがき
序章
第一章 応永初期の歌壇
1 宮廷・公家の歌壇(1)―二条家の断絶
2 宮廷・公家の歌壇(2)―飛鳥井雅縁(宋雅)
3 宮廷・公家の歌壇(3)―公家歌人 付・武家歌人
4 伏見殿歌会
5 今川了俊と冷泉家の動向
要約
第二章 応永中期の歌壇
1 冷泉為尹(1)
2 二条派の動向と了俊「二言抄」の成立
3 応永十四、五年の歌壇―九十番歌合など
4 後小松院歌壇
5 冷泉為尹(2)と今川了俊
6 公家歌人
7 伏見殿歌会
要約
第三章 応永末期の歌壇
1 宮廷・公家の歌寧
2 宋雅・雅世父子
3 地下歌人の進出
4 耕雲明魏
5 正 徹
6 武家歌人の輩出―満詮・盛見・道観
7 今川範政
8 伏見殿歌会
9 応永期における歌書の書写・著作
要約
第四章 永享期の歌壇
1 永享前期の武家歌壇
2 永享前期の宮廷・公家歌壇
3 雅世・堯孝と為之
4 新続古今集の撰集
5 冷泉家の衰退―為之・持和
6 永享後期の公武歌壇―法楽歌の盛行など
7 伏見殿歌会
8 新続古今集の撰進
9 永享期における正徹
10 永享期における歌書の書写・著作
要約
第五章 文安・宝徳期の歌壇
l 冷泉家の復興と前摂政家歌合
2 宮廷・公家の歌壇山(1)―宮廷歌会
3 宮廷・公家の歌壇(2)―詩歌合・歌合
4 公家の歌人
5 仙洞=伏見殿歌会
6 武家歌壇
7 堯孝と正徹
要約
第六章 寛正期の歌壇
l 諸大家の死と飛鳥井雅親
2 宮廷における歌会・歌合
3 武家歌壇
4 地方歌人の動向
5 隠者歌人
6 勅撰和歌集撰集の企画
要約
第七章 文明前期の歌壇
1 応仁元年より文明三年に至る京洛歌壇
2 文明四年より六年に至る京洛歌壇
3 文明七年より十年に至る京洛歌壇
4 京洛における歌書の書写・編述
5 地方歌壇の動向と隠者歌人の活動(1)―妙椿・智閑・政弘・正広ら
6 地方歌壇の動向と隠者歌人の活動(2)―関東の人々
7 東常縁と宗祗
要約
第八章 文明後期の歌壇
1 宮廷歌会
2 歌道師範家の動向加(1)―飛鳥井家
3 歌道師範家の動向(2)―両冷泉家
4 公家歌人―兼良・親長・実隆・基綱ら
5 宮廷・公家における歌書の書写・編述
6 足利義尚を中心とする幕府歌壇
7 義尚の和歌撰集 付・近江出陣
8 義政及び武家歌人―宗伊以下
9 地方歌壇の動向(1)
10 地方歌壇の動向(2)
11 隠者歌人の活躍―宗祗、堯孝の門流・正徹の門流
要約
追記
付録
堯孝・東常縁年譜
室町前期私家集伝本書目
各家・各派系図
あとがき
索引
再版(追加部分)目次
補注
補説
一 応永期
二 永享期
三 文字・宝徳・寛正期
四 文明期
室町前期歌書伝本書目稿
索引
あとがき〈補記を兼ねて〉