湛甘泉の学説
定価:
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まえがき
本書の概要
本書の特色
第一章 湛甘泉の経歴と人物
一 湛甘泉の経歴
二 湛甘泉の後裔と人物
1 湛甘泉の後裔
2 湛甘泉の人物
第二章 湛甘泉の学的伝承
一 聖賢の学
二 宋・明における伝承者
1 周濂渓
ア 愛蓮
イ 孔・顔の楽
ウ 大極図
エ 大極図説
オ 潮州に濂渓先生の祠を改創するの記
2 程明道
ア 読書の態度
イ 「格物」の解釈
ウ 朱子
エ 「仁」の解釈
オ 定性書
カ 「天理」の解釈
3 程伊川
ア 陸象山
4 張横渠
ア 西銘
イ 東銘
5 邵康節
6 呉康斎
7 陳白沙
第三章 湛甘泉の学説
一 処に随い天理を体認する
(一)天理を体認する
1 天理
ア 「天理」の意義
イ 「天理」と人間
ウ 「天理」の内容
エ 「天理」の見息
2 体認
3 「天理を体認する」方法
4 「天理を体認した」状態
(二)処に随い天理を体認する
1 「処に随い」の意義
2 「処に随い天理を体認する」と格物
3 「処に随い天理を体認する」の内容
4 「処に随い天理を体認する」と陳白沙
5 湛甘泉の学説に対する決意
結び
二 敬
(一)敬の字義
(二)湛甘泉の「敬」の解釈
(三)敬の内容
(四)敬の存在
(五)敬の作用
(六)敬の工夫
(七)敬と「忘れる勿れ助ける勿れ」と「天理」
結び
三 忘れる勿れ助ける勿れ
(一)『甘泉文集』に見える「忘れる勿れ助ける勿れ」
(二)「忘れる勿れ助ける勿れ」の語源
(三)「忘れる勿れ助ける勿れ」の解釈
1 「自然」と「忘れる勿れ助ける勿れ」
ア 「自然」の意義
イ 「自然」と「忘れる勿れ助ける勿れ」
ウ 本体は「自然」
2 「中正」と「忘れる勿れ助ける勿れ」
ア 「中正」の解釈
イ 「中正」になる条件
ウ 「中正」と「中」
3 「機」と「忘れる勿れ助ける勿れ」
4 「全放下」と「忘れる勿れ助ける勿れ」
結び
四 心
(一)「心」の概念
(二)「心」の本体
(三)「心」の本質
(四)「心」の作用
(五)心性図説と四勿総箴
1 心性図説
2 四勿総箴
結び
五 良知
(一)良知の概念
(二)良知の本質
(三)到良知
結び
六 知行
(一)知行
(二)知行並進
(三)知行合一
(四)その他の「知行」の語
(五)王陽明の「知行」に対する見解
結び
七 格物
(一)格物の意義
(二)格物の方法と功
1 「格物」と「止至善」
2 「格物」と「天理を体認する」
3 「格物」と「敬」
4 「格物」と「知行」
5 「格物」と「求仁」
(三)「格物」と『古本大学』
結び
八 結論
あとがき
索引
付録
○宋明人名年表
○宋明歴代帝王
○湛王年譜
○湛王関係地略図