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源氏物語の考究

定価: 9,680 (本体 8,800 円+税)
著者が永年関心を抱く「自然」の問題、紫上をはじめとする人物論、3部構成説の問題、さらに浪漫精神についてとり上げ、源氏物語の美的意義を検討する好著。
目次を表示します。
源氏物語の自然
 源氏物語の雪
 源氏物語の月
 源氏物語の花
 源氏物語の霧
 源氏物語の露
源氏物語の人物
 光る源氏の人間像
 紫上の立場―女三宮の降嫁に対して―
 源氏物語における明石入道
 源氏物語における大宮
 源氏物語における玉鬘
 源氏物語における脇役の女性たち―空蝉・末摘花・花散里・源典侍・近江君―
源氏物語の構成
 源氏物語の成立・構想論の研究
 源氏物語の構成―いわゆる三部構成説の問題点―
源氏物語の諸問題
 源氏物語における浪漫的精神
 紫式部の夢―摂関政治の時代における―
 源氏物語と長恨歌
あとがき
所収論文初出一覧
申し訳ございませんが、只今品切れ中です。
著者森岡常夫 著
発行年月日1983年06月30日
頁数372頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-0589-2