博士論文・心理学・教育学など書籍・学術出版社|(株)風間書房

芸能構造史の研究

芸能構造史の研究

定価: 9,460 (本体 8,600 円+税)
芸能史は演劇史の範疇を超え、芸能工学と交渉し、芸能民俗学とも関係する。この精神共同体の伝承に基き、系統的に発生したわが国の伝統諸芸能の構造脈理を解明。

【この書籍は現在品切です。重版は未定です。(2011.11.9~)】
目次を表示します。
第一章 芸能工学史序説
第二章 新国学に占める芸能史の位置―舞踊劇の「狂乱物」を通路として―
第三章 「嫗山姥」の説話空間
第四章 「奥の細道」の虚実
第五章 「艶容女舞衣」前後―酒屋の段の序列―
第六章 崇りの芸術
第七章 八幡芸術の座標
第八章 五月待つ考
第九章 「田唄集」の形成局面
第十章 七夕まつりの構造
第十一章 「風の盆」の芸能空間
第十二章 念仏聖の芸能工学―「風の盆・おばら踊」の構図―
第十三章 折口学の原点
第十四章 詩劇の発生
終 章 説話展開の諸契機―ペネロープ型を回転軸にして―
補  遺 
  一 神代巻の原点
  二 道徳の展開
  三 恋歌の機軸
  四 竹取説話の発生学
  五 中世襤褸の典型
  六 落合直文論
  七 「細雪」の書誌抄
申し訳ございませんが、只今品切れ中です。
著者中塩清臣 著
発行年月日1970年10月15日
頁数886頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-0355-3