芸能構造史の研究
定価:
9,460
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8,600
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第一章 芸能工学史序説
第二章 新国学に占める芸能史の位置―舞踊劇の「狂乱物」を通路として―
第三章 「嫗山姥」の説話空間
第四章 「奥の細道」の虚実
第五章 「艶容女舞衣」前後―酒屋の段の序列―
第六章 崇りの芸術
第七章 八幡芸術の座標
第八章 五月待つ考
第九章 「田唄集」の形成局面
第十章 七夕まつりの構造
第十一章 「風の盆」の芸能空間
第十二章 念仏聖の芸能工学―「風の盆・おばら踊」の構図―
第十三章 折口学の原点
第十四章 詩劇の発生
終 章 説話展開の諸契機―ペネロープ型を回転軸にして―
補 遺
一 神代巻の原点
二 道徳の展開
三 恋歌の機軸
四 竹取説話の発生学
五 中世襤褸の典型
六 落合直文論
七 「細雪」の書誌抄