中国語を第一言語とする日本語学習者の同形語の認知処理
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第1章 序論
1.1 研究の目的
1.2 研究方法と操作的定義
1.2.1 研究方法
1.2.2 操作的定義
1.2.2.1 「同形語」
1.2.2.2 「共有義」と「独自義」
1.2.2.3 「表象」
1.3 本論の構成
第2章 先行研究の概観,および本研究の研究課題
2.1 同形語
2.1.1 同形語の起源
2.1.2 同形語の意味的分類
2.1.3 同形語の習得に関する先行研究
2.2 バイリンガルの単語認知処理研究
2.2.1 局所型モデル
2.2.1.1 語彙連合モデルと概念媒介モデル
2.2.1.2 改訂階層モデル
2.2.2 分散型モデル
2.2.2.1 分散概念素性モデル
2.2.2.2 意味モデル
2.2.2.3 共有分散非対称モデル
2.2.2.4 並列分散処理型相互作用活性化意味媒介モデル(玉岡モデル)
2.3 研究課題
第3章 同形語の認知処理における共有義と独自義の意味的表象の活性化に関する実験:O語(1)とO語(2)の語彙性判断課題
3.1 実験1:O語(1)
3.1.1 目的
3.1.2 方法
3.1.2.1 被験者
3.1.2.2 装置
3.1.2.3 刺激
3.1.2.3.1 ターゲット語の選定
3.1.2.3.2 プライム語候補の選定
3.1.2.3.3 プライム語の決定
3.1.2.4 手続き
3.1.3 結果
3.1.3.1 反応時間に関する分析結果と考察
3.1.3.2 誤答率に関する分析結果と考察
3.1.4 全体的考察
3.2 実験2:O語(2)
3.2.1 目的
3.2.2 方法
3.2.2.1 被験者
3.2.2.2 刺激
3.2.2.2.1 ターゲット語の選定
3.2.2.2.2 プライム語候補の選定
3.2.2.2.3 プライム語の決定
3.2.2.3 手続き
3.2.3 結果
3.2.3.1 反応時間に関する分析結果と考察
3.2.3.2 誤答率に関する分析結果と考察
3.2.4 全体的考察
3.3 実験1と実験2のまとめ
第4章 日本語の同形語の認知処理における共有義と日本語独自義の意味的表象の活性化と語義の習得に関する実験:
O語(1)の二言語間の語彙性判断課題と文正誤判断課題
4.1 実験3:O語(1)
4.1.1 目的
4.1.2 方法
4.1.2.1 被験者
4.1.2.2 刺激
4.1.2.3 手続き
4.1.3 結果
4.1.3.1 反応時間に関する分析結果と考察
4.1.3.2 誤答率に関する分析結果と考察
4.1.4 全体的考察
4.2 実験4:O語(1)
4.2.1 目的
4.2.2 方法
4.2.2.1 被験者
4.2.2.2 刺激
4.2.2.3 手続き
4.2.3 結果
4.2.3.1 反応時間,および誤答率に関する分析結果
4.2.3.2 多変量解析による分析結果
4.2.4 全体的考察
4.3 実験3と実験4のまとめ
第5章 日本語の同形語の認知処理における中国語義の干渉に関する実験:O語(2)とD語の文正誤判断課題
5.1 実験5:O語(2)
5.1.1 目的
5.1.2 方法
5.1.2.1 被験者
5.1.2.2 刺激
5.1.2.3 手続き
5.1.3 結果
5.1.3.1 反応時間に関する分析結果と考察
5.1.3.2 誤答率に関する分析結果と考察
5.1.4 全体的考察
5.2 実験6:D語
5.2.1 目的
5.2.2 方法
5.2.2.1 被験者
5.2.2.2 刺激
5.2.2.3 手続き
5.2.3 結果
5.2.3.1 反応時間に関する分析結果と考察
5.2.3.2 誤答率に関する分析結果と考察
5.2.4 全体的考察
5.3 実験5と実験6の追加分析と考察
第6章 同形語における中国語義干渉のメカニズムの再考察:
N中語とN日語の文正誤判断課題を用いた実験5と実験6に対する補足実験
6.1 実験7:N中語
6.1.1 目的
6.1.2 方法
6.1.2.1 被験者
6.1.2.2 刺激
6.1.2.3 手続き
6.1.3 結果
6.1.3.1 反応時間に関する分析結果と考察
6.1.3.2 誤答率に関する分析結果と考察
6.1.3.3 適合語の3条件に関する分析結果と考察
6.1.4 全体的考察
6.2 実験8:N日語
6.2.1 目的
6.2.2 方法
6.2.2.1 被験者
6.2.2.2 刺激
6.2.2.3 手続き
6.2.3 結果
6.2.3.1 反応時間に関する分析結果と考察
6.2.3.2 誤答率に関する分析結果と考察
6.2.3.3 適合語の3条件に関する分析結果と考察
6.2.4 全体的考察
6.3 実験7と実験8のまとめ
第7章 結論
7.1 実験結果のまとめ
7.1.1 実験1と実験2
7.1.2 実験3と実験4
7.1.3 実験5と実験6
7.1.4 実験7と実験8
7.2 中国語をL1とする日本語学習者の同形語の処理過程モデル
7.2.1 実験結果の統合によるモデル化
7.2.2 既存モデルとの比較
7.3 本研究の意義と今後の課題
引用文献
付記
資料A クローズテスト
資料B 日本語のO語(1)の関係強度に関する予備調査用紙(抜粋)
資料C 実験1の正しい否定反応用刺激一覧
資料D 中国語のO語(2)の関係強度に関する予備調査用紙(抜粋)
資料E 実験2の正しい否定反応用刺激一覧
資料F 実験3の正しい否定反応用刺激一覧
資料G 実験4の正しい否定反応用刺激一覧
資料H 実験5の正しい肯定反応用刺激一覧
資料I 実験6の正しい肯定反応用刺激一覧
資料J 実験7の正しい肯定反応用刺激一覧
資料K 実験8の正しい肯定反応用刺激と日本語訳一覧
謝辞