源氏物語の理路
呼称と史的背景を糸口として
定価:
14,300
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13,000
円+税)
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序にかえて
凡例
第一篇 「男」・「女」と「男君」・「女君」
序章 問題の所在と本篇の目的
第一章 『源氏物語』以前―先行作品における用法―
第二章 『源氏物語』における用法
第二篇 藤壺・紫上・光源氏に関する考察
第一章 藤壺の身位と呼称に関する考察
第一節 「かかやくひの宮」という呼称
第二節 絵合巻における「中宮」呼称
第二章 紫上の地位と呼称に関する考察
第一節 紫上の妻妾としての位置付け―「大臣嫡妻」から「准後宮」へ―
第二節 紫上の裳着―妻妾論との関わりから―
第三節 「対の上」という呼称
第四節 「紫の上」という呼称
第五節 初音巻冒頭の「上」―儀礼的背景との関わりから―
第三章 「准太上天皇」光源氏の身位と呼称に関する考察
第一節 「准太上天皇」光源氏の身位―史実との関わりから―
第二節 若菜巻以降の「大殿(おとど)」について
初出及び原題一覧
あとがき
引用参考文献著者名索引
書名索引