発話リズムと日本語教育
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第1章 第二言語としての日本語音声の習得
1-1 はじめに
1-1-1 第二言語の音声習得のプロセス
1-1-2 日本語音声教育の現状と問題の所在
1-2 音声言語におけるリズム
1-2-1 言語リズムにおける類型論
1-2-2 日本語のリズム
1-2-3 日本語の特殊拍
1-3 第二言語の音声習得研究の枠組み
1-3-1 中間言語音韻論
1-3-2 音声習得研究の手法
1-3-3 音韻の範疇知覚
1-3-4 音声の知覚と産出の関係
1-3-5 中間言語音韻論における変異性モデル
1-4 日本語学習者による発話リズムの習得研究の目的と意義
1-4-1 研究の目的
1-4-2 研究の意義
1-5 本書の構成
注
第2章 日本語学習者の発話リズムの特徴[研究1]
2-1 発話リズム研究の背景
2-1-1 学習者の発話リズムの問題点
2-1-2 学習者の発話リズムに関する先行研究
2-2 日本語学習者の発話リズムの研究
2-2-1 研究の目的
2-2-2 研究の方法
2-2-3 OPIテスト
2-2-4 音声評定の方法
2-3 日本語学習者による発話リズムの特徴
2-3-1 日本人評定者の聴覚判断
2-3-2 各日本語能力レベルにおける発話量
2-3-3 発話リズムの不自然さの全体的な傾向
2-3-4 日本語能力レベルごとの特徴
2-4 本章のまとめ
注
資料
第3章 日本語学習者による長音と短音の知覚[研究2]
3-1 日本語の長音と短音の知覚研究の背景
3-2 日本語学習者の長音と短音の知覚に関する先行研究
3-2-1 横断研究:学習者の母語のリズム
3-2-2 横断研究:長音の環境的な要因
3-2-3 横断研究:学習者の日本語能力レベル
3-2-4 横断研究:音声指導の効果
3-2-5 縦断研究:習得過程の記述
3-2-6 縦断研究:音声指導の効果
3-3 日本語学習者の長音と短音の知覚に関する横断研究 [実験2-1]
3-3-1 研究の目的
3-3-2 研究の方法
3-3-3 日本語能力レベル別の横断研究の結果
3-3-4 日本語学習者の長音と短音の知覚の特徴
3-3-5 まとめ
3-4 日本語学習者の長音と短音の知覚に関する縦断研究 [実験2-2]
3-4-1 研究の目的
3-4-2 研究の方法
3-4-3 訓練群と統制群の成績結果
3-4-4 音声指導の効果に関する考察
3-4-5 個人の習得過程の分析
3-4-6 まとめ
3-5 本章のまとめ
注
資料
第4章 日本語学習者による長音と短音の産出[研究3]
4-1 日本語の長音と短音の産出研究の背景
4-2 日本語学習者の長音と短音の産出に関する先行研究
4-2-1 横断研究:イントネーションの影響
4-2-2 横断研究:長音の環境的な要因
4-2-3 横断研究:学習者の日本語能力レベル
4-2-4 縦断研究:習得過程の記述
4-2-5 縦断研究:音声指導の効果
4-3 日本語学習者の長音と短音の産出に関する横断研究[実験3-1]
4-3-1 研究の目的
4-3-2 研究の方法
4-3-3 日本語能力レベル別の横断研究の結果と考察
4-3-4 まとめ
4-4 長音と短音の産出に対する発話スタイルの影響[実験3-2]
4-4-1 研究の目的
4-4-2 研究の方法
4-4-3 発話スタイルの観点からの分析結果
4-4-4 発話スタイルが及ぼす影響
4-4-5 まとめ
4-5 日本語学習者の長音と短音の産出に関する縦断研究[実験3-3]
4-5-1 研究の目的
4-5-2 研究の方法
4-5-3 縦断研究による通時的な記述
4-5-4 音声指導の効果に関する考察
4-5-5 個人の習得過程の分析
4-5-6 まとめ
4-6 本章のまとめ
注
第5章 自然発話における母音の長短コントロール[研究4]
5-1 自然発話における母音の長短コントロール研究の背景
5-2 母音の長短コントロールに関する研究
5-2-1 研究の目的
5-2-2 研究の方法
5-3 母音の長短コントロールの特徴
5-3-1 日本語能力レベルごとの特徴
5-3-2 超級レベルの日本語学習者の特徴
5-3-3 単語内の音節位置による影響
5-4 まとめ
注
第6章 発話リズムの習得と日本語教育
6-1 日本語学習者による発話リズム研究のまとめ
6-1-1 研究結果のまとめ
6-1-2 総合的な考察
6-2 日本語教育への提案
6-3 今後の課題
参考文献
謝辞