大坪併治著作集12擬聲語の研究
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14,300
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著作集序
まえがき
一 擬声語の性格
Ⅰ 擬声語とは何か
Ⅱ 擬声語の転用と創作
Ⅲ 擬声語の識別
二 擬声語の表記法
三 擬声語の文法
四 擬声語の構造 その一 長さ
Ⅰ 現代日本語の場合
Ⅱ 古典の場合
五 擬声語の構造 その二 複雑さ
Ⅰ 現代日本語の場合
1 型の分類
2 長さとの関係
Ⅱ 古典の場合
六 擬声語の構造 その三 音声の種類と結合
Ⅰ 音声の種類
1 母音
2 特殊音節
3 子音
Ⅱ 音節の結合
1 母音音節
2 特殊音節
3 子音音節
4 音節結合表
5 母音の同列結合と異列結合
七 擬声語の意味
Ⅰ 擬声語の構造と意味
1 音声の個別的な意味
(1) 母音
(2) 特殊音節
(3) 子音
2 音声の結合的な意味
(1) 長さ
(2) 複雑さ
①単一型と反復型
②単純反復型と修正反復型
③合成型
(3)母音の同列結合と異列結合
Ⅱ 擬声語の意味による分類
1 知覚の過程によるもの
2 知覚の対象によるもの
Ⅲ 擬声語の用法と意味
1 写実的用法と心情的用法
2 比喩的用法
3 重層的用法
(1)繰り返し型
(2)み合わせ型
(3)繰り返し組み合わせ型
八 擬声語と言語の起源
九 擬声語成立の根拠
Ⅰ サピアとニューマンの実験
1 母音の大小に関する実験
2 母音の明暗に関する実験結果
3 子音の大小・明暗に関する実験
Ⅱ 大坪の実験
一〇 擬声語研究の歴史
一一 擬声語と文学
Ⅰ 児童文学―宮沢賢治と坪田譲治とを中心に
Ⅱ 物語と小説
Ⅲ 演劇
1 狂言―虎明本狂言集を中心に
2 浄瑠瑠―近松世話物を中心に
3 近松と馬琴―八犬伝を中心に
Ⅳ 韻文
1 和歌
2 俳諧―俳諧七部集を中心に
3 川柳―柳棒を中心に
4 現代詩
(1)北原白秋
(2)萩原朔太郎
(3)草野心平
一二 擬声語とマスコミ
Ⅰ 定期刊行物
Ⅱ 放送関係
Ⅲ ポスター
Ⅳ 歌謡曲
(付)広告の擬声語
一三 擬声語と国語教育
Ⅰ 付擬声語と音感教育
Ⅱ 擬声語と読解指導
Ⅲ 擬声語と作文指導
Ⅳ 擬声語と言語教育 付録
一 擬声語参考文献
擬声語参考文献 補遺編
二 擬声語語彙表
あとがき
再版あとがき
索引