古事記の表現と解釈
定価:
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凡例
緒言
第一章 『古事記』の書記様式と訓読
第一節 『古事記』の文体―散文部と歌謡部―
第二節 『古事記』の書記様式と補読
第三節 『古事記』における使役・受身の表記と補読
第四節 『古事記』における「者」字の用法と解釈
第二章 『古事記』散文部の表記と解釈
第一節 『古事記』「天照大御神」訓義考
第二節 景行天皇条訓釈・三題
第三節 『古事記』の本文校訂に関する若干の考察
第四節 続・『古事記』の本文校訂に関する若干の考察
第五節 『古事記』のアマヒをめぐって―文脈からの考察―
第三章 『古事記』歌謡部の語詞と解釈
第一節 『古事記』歌謡の古語性について
第二節 『古事記』歌謡における稀用語の処理
第三節 続・『古事記』歌謡における稀用語の処理
第四節 『古事記』カガナベテ再考
第四章 『古事記』歌謡の読み方
第一節 『古事記』赤猪子物語における歌謡の解釈
第二節 『古事記』大山守命物語の読み方―散文と歌謡が作る物語―
第三節 『古事記』吉野国主歌考
第四節 允恭天皇条「こもりくの」歌考
第五章 『古事記』『日本書紀』の諸問題
第一節 『記』『紀』の訓読を考える
第二節 『日本書紀』武烈紀における歌垣歌謡の解釈
―「なをあましじみ」の句を中心に―
第三節 上代特殊仮名遣いと『古事記』偽書説
第四節 [書評]西宮一民著『古事記の研究』
後記
既発表論文との関係
索引