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近代国語辞書編纂史の基礎的研究

『大言海』への道

定価: 23,650 (本体 21,500 円+税)

『語彙』から『言海』・『大言海』に到るまで、近代国語辞書の編纂過程を追求し、歴史的位置付けを明らかにする。学界未紹介資料を用い記述内容を具体的に検討。

【著者略歴】
犬飼守薫(いぬかい もりまさ)
昭和24年9月生まれ
昭和48年 愛知県立大学文学部卒業
現  在 椙山女学園大学短期大学部教授
※略歴は刊行当時のものです※
目次を表示します。
序章 近代国語辞書の創制に至るまで
 一 近代国語辞書とは
 二 雅語辞書から国語辞書へ
   国語辞書の創出―『官版 語彙』の編集過程―
   国語辞書『官版 語彙』と雅語辞書『雅言集覧』とのかかわり
第一章 近代国語辞書の誕生―『日本辞書 言海』の出現―
 一 国語辞書から近代国語辞書へ
   『官版 語彙』と『日本辞書 言海』とのかかわり(一)
   『官版 語彙』と『日本辞書 言海』とのかかわり(二)
 二 『日本辞書 言海』の形成過程(一)
   『日本辞書 言海』の構造
   『官版 語彙』の構造
 三 『日本辞書 言海』の形成過程(二)
   『日本辞書 言海』の草稿本から浄書本への道
   稿本『日本辞書 言海』について
 四 『日本辞書 言海』の形成過程(三)
   『日本辞書 言海』の出版刊行―稿本『言海』から私版『言海』へ―
   『日本辞書 言海』の校正作業の実態
 五 『日本辞書 言海』の刊行、補訂
   『日本辞書 言海』の改訂
第二章 近代国語辞書の成長―『日本辞書 言海』から『大言海』へ―
 一 『日本辞書 言海』の増補改訂
   『日本辞書 言海』の刊行後
 二 『日本辞書 言海』の増補改訂過程(一)
   『日本辞書 言海』から『大言海』へ―『日本辞書 言海』の増補改訂   作業の実態(一)
   『日本辞書 言海』の増補改訂作業の実態(二)
   『日本辞書 言海』の増補改訂作業の実龍(三)
 三 『日本辞書 言海』の増補改訂過程(二)
   『大言海』に至るまで―『大言海』の基礎原稿―
   『大言海』の編集過程(一)
   『大言海』の編集過程(二)
第三章 近代国語辞書の発展―大型国語辞書『大言海』の出現―
 一 『大言海』の誕生
   『大言海』の形成過程(一)
   『大言海』の形成過程(二)
   『大言海』の形成過程(三)
 二 大型国語辞書とは
   『大言海』をとりまく諸問題
終章 『大言海』への道
   『大言海』への道
初出一覧
あとがき
索引

著者犬飼守薫 著
発行年月日1999年03月15日
頁数786頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-1124-4