平安朝の言葉と文体
定価:
15,400
円(本体
14,000
円+税)
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序編 和文体の歴史
第一部 物語の言葉と文体
第一章 『竹取物語』と『伊勢物語』の言葉
第二章 『伊勢物語』の文法
第三章 『落窪物語』の会話文
第四章 『源氏物語』の女性語
第五章 『源氏物語』の雅語・卑俗語
第六章 『源氏物語』の漢語
第七章 『源氏物語』の擬人法
第八章 『源氏物語』と『細雪』の表現
第九章 「そら」をめぐる恋愛情緒表現
第十章 「『つぶつぶと』肥えたまへる人」考
第十一章「『つと』抱く」考
第二部 日記の言葉と文体
第一章 『蜻蛉日記』の語法
第二章 『和泉式部日記』の文体
第三章 『和泉式部日記』作者の意図
第四章 歴史的現在法の文体論的意味
第三部 説話文学の言葉と文体
第一章 説話文学の和漢混淆
第二章 説話文学の文章構成
第三章 『今昔物語集』の敬語
第四章 『今昔物語集』の擬音語・擬態語
第五章 「かきけつやうに失せぬ」考
付編 感覚・感情語彙の歴史
後記
既発表論文との関係
索引