博士論文・心理学・教育学など書籍・学術出版社|(株)風間書房

バルラッハの旅

定価: 1,650 (本体 1,500 円+税)
ドイツ、バルラッハの彫刻を巡る旅から造形教育論まで、長年にわたり彫刻と向きあってきた著者の遺稿を含む論文集。

【著者紹介】
上野弘道(うえの ひろみち)UENO HIROMICHI

略歴
1942年 千葉県東金市に生まれる(旧山武郡源村)
1961年 千葉県立成東高等学校卒業
1965年 東京教育大学教育学部芸術学科卒業
1966年 東京教育大学教育学部教育学専攻科芸術専攻彫塑修了
1967年 東京教育大学教育学部芸術学科彫塑専攻生修了

職歴
1976年 長崎大学教育学部助教授
1980年 筑波大学芸術学系講師
1985年 千葉大学教育学部助教授
1994年~2007年 千葉大学教育学部教授
1999年~2007年 東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科教授
2005年~2007年 千葉大学教育学部附属幼稚園園長

以上現職中の2007年12月18日、病気のため享年65歳にて永眠。
目次を表示します。
上野弘道先生を偲んで (藤澤英昭)
刊行にあたって (中川織江)
1 バルラッハの旅
 彫刻感の変化-描写を脱すると表現は面白い-
 バルラッハの生涯 
 「バルラッハと同世代のドイツ彫刻家」の現地地図
 BRAVO, BARLACH-コルヴィッツのオマージュより-
2 彫刻関係論文 
 バルラッハとコルヴィッツ 
 バルラッハと同世代のドイツの彫刻家達
 泥沼のなかの情熱-ロダン「地獄の門」展をみて-
 彫刻ってどんなもの-ルーツを辿る彫刻史-
3 教育関係論文
 造形の教育的意義-ものづくりからもののなりたちの見える授業を-
 大学と地域小学校との連携1・「総合的な学習の時間」を拓く図工教材の研究 
   -東金市立源小学校との共同研究“焼き物教室1998~2002”より
 大学と地域小学校との連携2・「築窯の焼成実践およびその反響と今後の課題」           
   -千葉市立さつきが丘西小学校との共同研究-
編集後記
著者上野弘道 著
発行年月日2008年12月18日
頁数218頁
判型 四六
ISBNコード978-4-7599-1713-0