浄瑠璃史考説
定価:
10,560
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はじめに
第一部 成立と特質
一、義太夫節の誕生と特色
二、義太夫節における語り
三、「語りもの」音楽における語りと伴奏
四、近世語り物のみる音楽的芸術論の生成と展開
第二部 構造と歴史
一、浄瑠璃の大序―その成立と崩壊―
二、ヲクリ研究序説
三、口説の成立と形式
四、「段切り」の構造
五、道行の形式と歴史的展開
(附)三大道行曲の比較対照
第三部 様式
一、様式研究の諸レヴェル
二、東西様式
三、竹本播磨少掾・竹本政太夫の個人様式
四、様式の時代変遷
第四部 テキストと記譜
一、もうひとつの浄瑠璃テキスト―文学的視点から音楽的研究へ―
二、松屋清七の朱章
三、三味線の譜
四、異種系の三味線朱章
所収論文初出一覧
索引
あとがき