わが国の占領期における看護改革に関する研究
地方への看護政策浸透過程
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序文(坪井良子)
序章
第1節 問題の所在と研究の目的
1.問題の所在
2.研究の目的
3.研究の意義
第2節 先行研究の検討と研究方法
1.先行研究
2.研究方法
3.本論文の構成
4.用語の説明
第3節 対日占領改革のための組織の形成
1.看護改革の背景
第1章 GHQ/SCAPによる中央における看護政策の成立
第1節 日本の看護の問題提起とGHQ/SCAPの基本方針の成立
1.占領初期における日本の医療の現状
2.GHQ/SCAPの看護政策の基本方針成立
第2節 GHQ/SCAPによる看護教育改革の成立
1.日本の看護婦養成の始まり
2.戦時体制が看護教育に与えた影響
3.GHQ/SCAPによる看護政策諮問機関の設立と看護政策の策定
4.中央における看護教育のモデルスクールの成立
第3節 GHQ/SCAPによる病院における看護改革
1.戦前の医療制度
2.戦後日本の病院の現状
3.中央におけるモデル病院の成立
4.モデル病院の設置
5.新たな病院管理体制の成立
第4節 GHQ/SCAPによる保健所における保健事業改革
1.戦前の保健所機構
2.中央におけるモデル保健所の設立
第2章 地方における具体的施策の展開
第1節 地方での看護改革の背景
1.地方軍政部の任務内容
2.地方の看護政策を指導した看護婦の背景
3.地方軍政部の報告業務とその内容
4.地方軍政部から地方民事部への組織編成
第2節 看護教育改革の展開
1.職能団体の結成と看護活動の展開
2.地方におけるモデルスクールの設立と展開
3.地方での看護教育指導者の再教育開始
第3節 病院における看護改革の展開
1.モデル病院の設置と臨床看護婦の再教育
2.地方の病院管理の現況
3.病院の看護管理組織の確立
4.臨床看護婦のための再教育
5.看護婦の身分の確立
第4節 保健所における保健事業の改革の展開
1.地方におけるモデル保健所の拡充
2.保健婦のための再教育
終章
第1節 考察
1.GHQ/SCAPの中央から地方への看護政策の浸透過程
2.地方からみた看護改革の評価
3.GHQ組織による看護政策の現代的意義
第2節 残された課題
文献
資料
あとがき
索引