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床上安静の必要性に関する研究

臓器不全状態における、日常生活行動負荷のEND POINT

定価: 7,150 (本体 6,500 円+税)
安静適応・解除における判断の法則性を解明し、安静度判断基準の要因と構造より日常生活行動負荷のEnd Pointを抽出した。重症患者のケアとQOLに寄与する。

【著者略歴】
森 美智子(もり みちこ)
1964年 日本赤十字社幹部看護師研修所卒業
1966年 日本赤十字武蔵野短期大学―開学―助手、1969年同講師、1975年同准教授、武蔵野赤十字病院小児病棟師長兼務
1981年 日本赤十字学園、武蔵野看護専門学校 教務部長
1992年 日本赤十字武蔵野短期大学 教授、教務部長、学科長
1999年 順天堂大学医学部協力研究員 ~2005年
2001年 論文博士(医学)順天堂大学
2007年 日本赤十字武蔵野短期大学 名誉教授、日本赤十字秋田短期大学 学長、教授
2009年 日本赤十字秋田看護大学、日本赤十字秋田短期大学 学長、教授、台北医科大学 客員教授
目次を表示します。
はじめに
序章 生徒の認識過程に基づく技術科教育
  1 はじめに
  2 技術科における製作学習の意味
  3 技術科教育における生徒の認識過程と授業の形成
第1章 技能の習得
 第1節 技能の習得
  1 技能習得研究の目的
  2 技術科教育における技能の位置づけ
   2.1 認知心理学的観点からみた技能
   2.2 技能遂行時の生徒の内的過程
   2.3 技術科教育で取り扱われている技能的課題
  3 従来の研究
   3.1 運動技能に注目した研究
   3.2 技能の測定と評価に関する研究
   3.3 指導方法と技能の成績との関係についての研究
   3.4 認知的技能に注目した研究
  4 本章の基本方針
 第2節 技能の初期段階の習得過程
  1 はじめに
  2 実験方法
  3 実験結果及び考察
   3.1 遂行成績の測定
   3.2 技能の図式の形成度の測定
   3.3 技能習得過程における生徒の類型化
  4 まとめ
 第3節 技能の学習における認知と遂行 
  1 はじめに
  2 技能習得の類別実験
   2.1 実験方法
   2.2 実験結果
  3 類型別の技能指導
   3.1 実験方法
    1)認知型生徒への指導
    2)パフォーマンス型生徒への指導
   3.2 実験結果
  4 考察
   4.1 指導と技能の成績
   4.2 類型別の技能指導による効果
    1)認知型の生徒 
    2)パフォーマンス型の生徒
   4.3 技能的課題の指導法
  5 まとめ
  文献
第2章 知識ネットワーク 
 第1節 言語連想法をもちいた知識の構造化
  1 はじめに
  2 言語関連係数の計算法
   1)連想の意味
   2)連想観念の重み付け
   3)考えられる最大の重複の査定 
   4)得られた重複の査定 
   5)言語関連係数 
  3 実験方法
  4 結果および考察
   1)授業の前後の連想関連図
   2)系統性を考慮した連想構造図 
  5 まとめ
 第2節 授業による生徒の知識ネットワークの変容
  1 はじめに
  2 実験方法
  3 結果と考察
   3.1 授業前後のイメージマップの変容
   3.2 知識ネットワーク
  4 まとめ
  文献
第3章 技術的な課題の問題解決 
 第1節 技術的課題の問題解決
  1 技術的課題の問題解決の目的
  2 技術科教育と問題解決
   2.1 技術科教育における問題解決
   2.2 心理学における問題解決
   2.3 認知心理学的観点からみた技術的な課題
  3 従来の研究
   3.1 問題解決型学習の研究
   3.2 問題解決における行動分析の研究
   3.3 問題解決における認知心理学的観点からの研究
  4 本章の基本方針
 第2節 問題解決の過程 
  1 はじめに
  2 目的
  3 方法
  4 結果
   4.1 けがき課題における問題解決の過程
   4.2 小さな課題における問題解決
   4.3 けがきの結果と問題解決の過程
  5 考察
  6 まとめ 
 第3節 問題解決におけるプランの形成
  1 はじめに 
  2 実験方法 
  3 実験結果と考察 
   3.1 内観報告の分類 
   3.2 けがき作業における方略のスタイルの分析
  4 まとめ 
 第4節 問題解決における修正行動
  1 はじめに 
  2 実験方法 
  3 実験結果と考察 
   3.1 外的行動の分析 
   3.2 修正行動の分析 
    1)各被験者の修正行動の頻度
    2)修正行動の原因と理由
   3.3問題表象と修正行動の関連 
  4 まとめ 
  文献
第4章 学習目標の階層化
 第1節 目標分析の方法
  1 目標分析の目的
  2 学習階層分析の方針 
 第2節 要素作業とその関連知識の構造化
  1 はじめに 
  2 目標分析の観点
   2.1 従来の研究における目標分析の観点 
   2.2 R.M.Gagneの理論 
   2.3 具体的な5つの学習成果のカテゴリー 
  3 加工学習の構成要素とその構造 
   3.1 R.M.Gagneの分析手法 
   3.2「形の寸法を生成する」場面における学習階層図の作成
   3.3「切断作業を実行する」場面における学習階層図の作成
  4 考察 
  5 まとめ
 第3節 切断作業の内的操作と外的行為
  1 はじめに 
  2 方法 
  3 結果 
   3.1 被験者の切断作業場面における過程
    1)被験者1の切断作業場面における過程
    2)被験者2の切断作業場面における過程
    3)被験者3の切断作業場面における過程
  4 考察 
  5 まとめ 
 第4節 設計過程の内的操作と外的行為
  1 はじめに 
  2「設計図面の描画を実行する」場面における学習階層の作成
  3 方法 
  4 結果および考察 
   4.1 被験者の初期構想場面における過程 
    1)課題に対する生徒の反応
    2)被験者1の初期構想場面における過程
    3)被験者2の初期構想場面における過程
    4)被験者3の初期構想場面における過程
  5 まとめ 
  文献 
第5章 生徒の認識過程に基づく授業設計
 第1節 認識過程に基づく指導の実践
  1 はじめに 
  2 生徒の認識過程に基づく概念的枠組み 
  3 概念的枠組みの蛍光灯学習への適用
  4 指導案の作成 
  5 実験授業および結果 
  6 まとめ 
 第2節 教師の意図と生徒の理解のズレ
  1 はじめに
  2 実験方法 
  3 結果と考察 
  4 まとめ 
  文献 
第6章 生徒の態度による授業の評価 
 第1節 授業評価の目的
  1 はじめに
  2 技術科教育における授業評価
   2.1 授業評価の位置づけ 
   2.2 授業評価の主体と対象
   2.3 診断的評価,形成的評価,総括的評価 
  3 技術科教育における態度 
   3.1 態度測定による授業評価の意義 
   3.2 態度の概念
   3.3 材料加工学習で育成される態度 
  4 従来の研究 
   4.1 技術科における授業評価
   4.2 他教科における態度測定による授業評価 
  5 授業態度の研究の基本方針 
 第2節 授業に対する生徒の態度 
  1 はじめに
  2 態度尺度の作成 
   2.1 自由記述からの予備調査項目の設定 
   2.2 項目分析 
   2.3 因子分析 
   2.4 調査票の作成 
  3 作成した態度尺度による調査 
   3.1 目的
   3.2 研究方法 
   3.3 結果および考察 
  4 まとめ 
 第3節 授業評価のための診断基準の作成
  1 はじめに 
  2 診断基準の作成 
   2.1 調査概要 
   2.2 学習前後の態度得点の診断基準 
   2.3 態度得点の変容の診断基準
   2.4 授業診断の例 
  3 技術科における授業の姿
   3.1 態度得点に変動のある授業 
   3.2 教師の経験年数
  4 まとめ 
 第4節 態度測定による形成的評価
  1 はじめに 
  2 態度尺度の作成
   2.1 自由記述からの予備調査項目の設定 
   2.2 項目分析 
   2.3 因子分析 
   2.4 調査票の作成
  3 形成的自己評価票の活用
   3.1 目的
   3.2方法 
    1)診断的評価・総括的評価
    2)形成的評価
   3.3結果および考察
    1)診断的評価および総括的評価
    2)形成的評価
    3)S-T分析との関連
  4 まとめ 
  文献
本署に関する研究
索引
著者森美智子 著
発行年月日1997年03月15日
頁数150頁
判型 B5
ISBNコード978-4-7599-1016-2