児童・生徒の問題行動解決ツール
教師のための10ステップ実践ガイド
定価:
3,080
円(本体
2,800
円+税)
- 目次を表示します。
-
まえがき
第Ⅰ部 導入
Ⅰ はじめに―生徒指導提要に見る生徒指導上の問題発現要因と対策―
Ⅱ 私事化からみた生徒指導上の問題の現状―いじめ・不登校・暴力行為―
第Ⅱ部 手引き
10ステップを始める前に
手つなぎの実践
褒め言葉シャワーの実践
欠席時の教師の対応チェックリストの実践
ステップ一覧
ステップ1 11の視点から児童・生徒の全体像を把握しましょう
ステップ2 レーダーチャート評価を確認し、問題となる領域を見つけましょう
ステップ3 問題領域の中での優先順位を考え、介入する領域を決定しましょう
ステップ4 介入する領域の行動を詳しく調べ、行動アナログ記録を作成しましょう
ステップ5 行動アナログ記録から介入する問題行動を絞り込みましょう
ステップ6 絞り込んだ問題行動に対して、MAS チェックリストを実施し、その行動が4つの機能(「自己刺激」「逃避・回避」「注目要求」「もの・活動要求」)のどれにあてはまるかを仮定しましょう
ステップ7 ステップ6で仮定した機能について、問題行動への対応法を考えましょう
ステップ8 考察した問題行動への対応法を教師の問題解決思考支援シートに記入して整理しましょう
ステップ9 実際に児童・生徒に介入し、その状況を行動アナログ記録に記入しましょう
ステップ10 介入実施後グラフを見て変容を確認しましょう。変容しない場合はステップ6~8を再度実行しましょう
第Ⅲ部 事例
事例1(同級生の遊びの誘いを断り校長室で遊ぶ児童/自己刺激機能)
事例2(授業中に奇声を上げる児童/逃避・回避機能)
事例3(周囲に軽度な粗暴態度が見られる児童/注目機能)
事例4(国語の時間に教科書を忘れる生徒/もの・活動要求機能)