現代の時間的環境における保育に関する研究
定価:
7,150
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6,500
円+税)
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序章 子どもをめぐる今日の諸問題
第1章 本研究の目的
1-1.問題の所在
1-2.本研究の目的
1-3.本研究の構成
第2章 先行研究の検討
2-1.倉橋惣三の保育論
2-2.津守真の保育論
2-3.時間についての様々な接近
2-4.先行研究と本研究との関連
第3章 「子どもが生きている世界」のなかの時間についての子ども自身の認識
3-1.言語表現を手がかりとした時間について
3-2.経過時間について
3-3.過去・現在・未来の関係について
3-4.時間の流れ方について―時間は可逆的か非可逆的か―
第4章 子どもの日々の活動のなかの時間
4-1.子どもの遊びの流れと日課的時間割の関係
4-2.子どもの「待つ」のなかの時間
4-3.子どもが構築した世界のなかの時間―「ごっこ」遊びの観察資料から―
4-4.しつけ方略としての時間の圧力
4-5.子どもの時間と大人の時間
第5章 保育場面における子どもが「いきいきと遊ぶ」のなかの時間
5-1.遊びの違いによる子どもの時間体験の違い
5-2.いきいきと遊ぶ子どもの行動表出と時間
5-3.いきいきと遊ぶ子どもの時間的側面の特徴
5-4.いきいきと遊ぶ子どもの時間的側面の構造
第6章 近年の20年間の環境の変化と時間
6-1.いきいきと遊ぶ子どもの世界のなかの時間についての20年間の変容
6-2.子どもの遊びの流れと日課的時間割の関係についての20年間の変容
第7章 総括的考察
7-1.本研究から得られた知見
7-2.「子どもが生きている世界」と子ども主体の保育
7-3.本研究の意義
初出一覧
引用文献
あとがき