序章 本研究の目的と方法
第一節 研究主題
第二節 本研究の意義と特質
第三節 研究方法
第一章 アメリカ初等法関連教育における授業構成の類型化―問題点と課題―
第一節 アメリカと日本における法関連教育の発展
第二節 アメリカ初等法関連教育における授業構成研究の問題点と課題
第三節 アメリカ初等法関連教育における授業構成論の類型
第二章 法目的型法関連教育の内容編成と授業構成
第一節 法理念受容型法関連教育:“We the People:THE CITIZEN and THE CONSTITUTION LEVEL1”の場合
第一項 内容編成―合衆国市民としてより良く生きていくための憲法学習―
第二項 授業構成―法的価値の制度化学習過程―
第三項 法目的・歴史理解型授業の原理と特質
第二節 法理念追従型法関連教育:“FOUNDATIONS of DEMOCRACY:Authority,Privacy,Responsibility,Justice”(小学校後期段階)の場合
第一項 内容編成―法概念の吟味・検討学習―
第二項 授業構成―法的課題の問題解決過程―
第三項 法目的・問題思考型授業の原理と特質
第三章 法手段型法関連教育の内容編成と授業構成
第一節 法規範受容型法関連教育:“Working Together:Lessons in Justice”の場合
第一項 内容編成―アメリカ法システム拡大・発展学習―
第二項 授業構成―社会的課題の法的解決過程―
第三項 法手段・歴史理解型授業の原理と特質
第二節 法規範活用型法関連教育:“Violence-Prevention Outcomes in Civic Education”の場合
第一項 内容編成―法・政治システムの学習―
第二項 授業構成―合衆国憲法の機能習得過程―
第三項 法手段・問題思考型授業の原理と特質
第四章 法形成型法関連教育の内容編成と授業構成
第一節 法形成型法関連教育:“Rules,Rules,Rules”,“Responsibility and You”,“Learning About Law”,“Learning About Responsibility”
(『ルール・ルール・ルール』,『責任とあなた』,『法について学ぶ』,『責任について学ぶ』)の場合
第一項 オハイオ州法曹協会カリキュラムプロジェクトの内容編成―法の必要性や法形成の重要性と法の限界や修正の必要性の学習―
第二項 授業構成―法の形成過程―
第三項 法創造型授業の原理と特質
第五章 アメリカ初等法関連教育の授業構成の原理と特質
終 章 総括と課題
参考文献
あとがき