知的障害者の就労に関する雇用者の問題意識の構造
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Abstract
第1章 序論
Ⅰ.はじめに
Ⅱ.研究の意義
Ⅲ.研究目的
Ⅳ.研究の前提と用語の定義
第2章 文献検討
Ⅰ.障害者雇用の現状
1.盲・ろう・養護学校高等部卒業生の進路動向
2.知的障害養護学校高等部卒業生の就職者数,就職率の推移
3.知的障害養護学校高等部卒業生就職者の職業別動向
Ⅱ.障害者就労研究
1.支援者側から捉えた障害者就労
2.雇用者側から捉えた障害者就労
3.質的調査法で捉えた障害者就労
Ⅲ.特別支援教育
Ⅳ.障害者職業リハビリテーション
Ⅴ.North Carolina州におけるTEACCHプログラムの就労支援体制
1.Supported Employment(援助付き雇用/援護就労)
2.Job Coach Modelの形態
第3章 研究背景
Ⅰ.【予備研究1】知的障害養護学校卒業生の進路動向調査
―全国アンケート調査結果から―
1.目的
2.対象
3.期間
4.方法
5.内容
6.結果・考察
1)福祉関係
2)就労関係
3)職種別比較
Ⅱ.【予備研究2】知的障害養護学校卒業生の就労追跡調査
―A知的障害養護学校の卒業生調査から―
1.目的
2.対象
3.期間
4.方法
5.内容
6.結果・考察
1)進路動向
2)就労後動向
3)就労勤続年数
4)離職後の動向
5)転職群の転職回数調査結果
第4章 知的障害者の就労に関する雇用者の問題意識の構造
Ⅰ.研究デザイン
Ⅱ.調査方法
Ⅲ.研究手法
Ⅳ.修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチについて
1.GTA理論特性5項目
2.GTAの内容特性4項目
Ⅴ.研究対象
1.調査協力者
2.調査協力者の概要
3.調査協力者の選択理由
4.調査協力事業所
Ⅵ.質的調査法を用いた根拠
Ⅶ.データの範囲と収集法
1.期間と方法
2.調査手続き
3.参与観察
4.データの管理
5.インタビュー
1)逐語録(インタビューデータ)
2)インタビュー・スケジュール
3)質問内容
4)実施方法と内容
(1)ラポールの形成
(2)面接方法
(3)観察方法
(4)記録方法
(5)補足データ
第5章 結果
Ⅰ.調査協力者の記述
Ⅱ.分析テーマの設定
Ⅲ.分析の手順
Ⅳ.分析結果の妥当性と信頼性の確保
Ⅴ.倫理的配慮
Ⅵ.データ分析結果
1.概念の生成
2.カテゴリーの生成
3.概念とカテゴリー
1)【挑戦カテゴリー】
(1)〈出会い〉
(2)〈目的意識〉
(3)〈成長の期待〉
2)【バックアップ・カテゴリー】
(4)〈家族の支え〉
(5)〈余暇のあり方〉
(6)〈雇用制度〉
3)【軋轢・葛藤カテゴリー】
(7)〈困り感〉
(8)〈目配り・気配り〉
(9)〈雇用の壁〉
(10)〈慈善事業じゃないんだ〉
4)【日常的相互作用カテゴリー】
(11)〈かけひき〉
(12)〈顔の見える関係〉
(13)〈安堵感〉
5)【ヒューマニズム・カテゴリー】
(14)〈お互いさま〉
(15)〈つながり〉
(16)〈前向き感〉
(17)〈継続の鍵〉
(18)〈義理と人情〉
4.概念とカテゴリーの全容
5.ストーリーラインと結果図
第6章 考察
Ⅰ.[挑戦カテゴリー]―障害者との出会い・きっかけ―
Ⅱ.[バックアップ・カテゴリー]
―学校・家庭・関係機関の就労支援・アフターケア―
Ⅲ.[軋轢・葛藤カテゴリー]―慈善事業じゃないんだ―
Ⅳ.[日常的相互作用カテゴリー]―顔の見える関係―
Ⅴ.[ヒューマニズム・カテゴリー]―つながり―
第7章 研究の限界と今後の課題
Ⅰ.研究の限界
Ⅱ.今後の課題
第8章 結論
図表・資料
結果図 知的障害者の就労に関する雇用者の問題意識の構造
表1 職種別調査
表2 卒業時の進路状況
表3 卒業時の就職状況:職種
表4 支援者側と雇用者側の障害者雇用に関する考え方のずれ
資料1 概念および定義一覧表(分析ワークシート)
資料2 インタビュー逐語録
文献
謝辞