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中学校理科教育における構成されたグループコミュニケーション

定価: 6,600 (本体 6,000 円+税)
認知心理学の知見を生かした新たなグループコミュニケーション活動を開発し、可能性を秘めながらも導入が難しい中学校理科教育において、その有効性を実証した。

【著者略歴】
山下修一(やました しゅういち)
平成元年3月 東京理科大学理学部第1部応用物理学科卒業
平成元年4月から4年間 東京都私立中学高等学校物理科教諭
平成7年3月 筑波大学大学院教育研究科教科教育専攻修了
平成7年4月 千葉大学教育学部附属教育実践研究指導センター 教務職員
平成8年5月 千葉大学教育学部附属教育実践総合センター 助手、講師、助教授
平成14年3月から1年間 Monash University, Faculty of Education(Australia)在外研究員
平成17年4月 千葉大学教育学部理科教育助教授
平成19年4月 千葉大学教育学部理科教育准教授
目次を表示します。
まえがき
序章
  Ⅰ.研究の目的
  Ⅱ.研究の方法
  Ⅲ.論文の構成
第1章 先行研究の検討
  Ⅰ.理科教育におけるグループコミュニケーション研究の動向
  Ⅱ.構成されたグループコミュニケーション
  Ⅲ.構成されたグループコミュニケーション活動の課題
第2章 理科教育におけるコミュニケーション活動の現状と課題
 第1節 研究1 等質グループと異質グループのコミュニケーションの差異
  Ⅰ.問題と目的
  Ⅱ.方法
  Ⅲ.結果と考察
 第2節 研究2 Difficulties in Students' Judgments When Working in Pairs
  Ⅰ.問題と目的
  Ⅱ.方法
  Ⅲ.結果と考察
 第3節 研究3 中学校におけるJigsaw法を用いたコミュニケーション活動
  Ⅰ.問題と目的
  Ⅱ.方法
  Ⅲ.結果と考察
 第4節 グループコミュニケーション活動の現状と課題
  資料
第3章 理科教育におけるコミュニケーション活動開発への示唆
 第1節 先行研究・研究1~3からの示唆
  Ⅰ.先行研究からの示唆
  Ⅱ.研究1からの示唆
  Ⅲ.研究2からの示唆
  Ⅳ.研究3からの示唆
 第2節 コミュニケーション活動開発への示唆
第4章 研究4 理科教育におけるコミュニケーション活動の開発と試行
  Ⅰ.問題と目的
  Ⅱ.開発したコミュニケーション活動
  Ⅲ.コミュニケーション活動の試行
  Ⅳ.結果と考察
  Ⅴ.開発したコミュニケーション活動の有効性
  資料
第5章 中学校理科教育における開発したコミュニケーション活動の有効性の検証
 第1節 研究5 Improvement of Students' Communication in Secondary Level Science by means of Worksheets and Role Exchanges
  Ⅰ.問題と目的
  Ⅱ.方法
  Ⅲ.結果と考察
 第2節 研究6 「化合力」を導入して一貫した説明を促すコミュニケーション活動の効果
  Ⅰ.問題と目的
  Ⅱ.方法
  Ⅲ.結果と考察
  資料
第6章 中学校理科教育における開発したコミュニケーション活動の有効性
  Ⅰ.研究5でのコミュニケーション活動の有効性
  Ⅱ.研究6でのコミュニケーション活動の有効性
  Ⅲ.開発したコミュニケーション活動の有効性
終章
  Ⅰ.研究のまとめ
  Ⅱ.理科教育への貢献
付記
原論文一覧
著者山下修一 著
発行年月日2008年03月31日
頁数174頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-1677-5