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英語教師像に関する研究

成績上位者と下位者の比較を中心として

定価: 7,700 (本体 7,000 円+税)
1000人以上の高校生のデータを分析し、学習者要因と教師像、成績との関係をその上位者と下位者で比較し実証的に解明。教員養成・研修のあり方にも示唆を与える。

【著者略歴】
保坂芳男(ほさか よしお)
1961年 山口県宇部市生まれ。
1984年 東京外国語大学ロシア語科卒業後、広島大学大学院教育学研究科博士課程前期に入学、比較教育制度学を専攻。
1986年 広島大学大学院修了後、山口県立岩陽高等学校に就職する。以後、20年間山口県立高校教諭を勤める。(1989年 岩国商業高等学校教諭、1996年 光高等学校教諭、2003年 柳井商業高等学校教諭)
2005年 広島大学大学院教育学研究科博士後期課程修了(文化教育開発専攻)。
2006年 立命館大学高大連携推進室に勤務、現在に至る。

現在 立命館大学高大連携推進室准教授
教育学博士
目次を表示します。
保坂君の学位論文発刊に寄せて 小篠敏明
博士論文の出版にあたって
第1章 序論
 第1節 はじめに
 第2節 英語教員の資質をめぐる状況
 第3節 実証的な英語教師研究が少ないことに関して
 第4節 本研究の目的
 第5節 各章の概要
第2章 普通科高校生が期待する英語教師像
 第1節 質問紙開発に関わる先行研究
 第2節 質問紙の開発
 第3節 本調査の実施と英語教師像の解明
第3章 社会的文脈の違いによる比較
 第1節 学科の違いによる比較
 第2節 中学生との比較
 第3節 英語教員との比較
第4章 学習者要因の違いによる比較
 第1節 英語学習動機の違いによる比較
 第2節 英語学習スタイルの違いによる比較
 第3節 英語学習方略の違いによる比較
 第4節 英語学習不安の違いによる比較
 第5節 Locus of Controlの違いによる比較
第5章 成績上位者と下位者の比較
 第1節 英語教師像について
 第2節 学習者要因(Ⅰ)と英語教師像・成績の関係について
 第3節 学習者要因(Ⅱ)と英語教師像・成績の関係について
第6章 結論
 第1節 本研究の成果
 第2節 英語教育における示唆
 第3節 今後の課題
参考文献一覧
 欧文参考文献
 和文参考文献
附録
謝辞
著者保坂芳男 著
発行年月日2008年01月09日
頁数222頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-1660-7