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学習者の思考内容に基づいたものづくり学習の構想設計

定価: 9,350 (本体 8,500 円+税)
ものづくり学習における構想設計段階の学習活動に関して、学習の基盤となる個人特性や、思考内容とスケッチ図との関連、学習活動相互の関連構造等を実証的に検討。

【著者略歴】
上田邦夫(うえだ くにお)
(本籍:広島県尾道市御調町)

博士(教育学):広島大学、乙第3839号
広島大学大学院教育学研究科に於いてTechnoligy教育学の教育研究に従事

京都府舞鶴市生まれ
広島県世羅町宇津戸で学齢期を送る
広島大学教育学部を卒業後、鳥取大学、鳴門教育大学の教員を経て、
広島大学大学院教育学研究科教授
広島大学附属東雲小。中学校校長併任
目次を表示します。
第1章 研究の背景と目的
 第1節 ものづくり学習の意義
 第2節 ものづくり学習における構想設計の位置づけ
 第3節 ものづくり学習における構想設計プロセス
 第4節 工学の側面から見たものづくりの構想設計
 第5節 ものづくり学習における構想設計の先行研究と本研究の目的
第2章 ものづくり学習の構想設計における思考内容と個人特性
 第1節 中学生の思考内容に基づく思考内容調査のための尺度構成
 第2節 構想設計における思考内容と知能特性との関連
 第3節 構想設計における思考内容と性格特性との関連
 第4節 構想設計における思考内容と自己効力(GSES)との関連
第3章 ものづくり学習における構想設計プロセスの精緻化 
 第1節 構想設計における学習者の思考内容とスケッチ図の特徴
 第2節 構想設計プロセスの精緻化と思考要因の分析
 第3節 構想設計プロセスにおける思考要因の相互関連性
第4章 ものづくり学習の構想設計に関する学習活動モデルの構築と検証
 第1節 構想設計プロセスにおける思考内容とスケッチ図との関連
 第2節 構想設計プロセスにおける学習活動要因相互の関連構造
第5章 研究の総括と今後の課題
 第1節 研究の総括
 第2節 今後の課題
参考・引用文献
著者研究業績(学術論文)一覧
著者上田邦夫 著
発行年月日2007年12月15日
頁数210頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-1656-0