技術科におけるエネルギー変換の学習指導研究
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まえがき
第1章 序 論
第1節 技術科教育の現状と問題の所在
第2節 技術科教育の内容と他教科との関係
第3節 研究の目的と,エネルギー変換を取りあげる理由
第4節 エネルギー変換の仕組みと性能を取り扱う際の具体的教材とその意義
第5節 内燃機関及びエネルギー変換の位置づけ
第6節 内燃機関によるエネルギー変換の学習指導に関する先行研究
第7節 研究の方法と構成
第2章 「内燃機関によるエネルギー変換」の視覚的教材に対する生徒の思考傾向,及び教材の課題
第1節 視覚的教材の意図と調査の目的
第2節 視覚的教材とその動作
第3節 視覚的教材による実験方法
第4節 調査の被験者と,調査の内容・方法
第5節 視覚的教材に対する生徒の調査結果及び考察
第6節 まとめ:生徒の思考傾向と視覚的教材の課題
第3章 内燃機関内の気体の状態変化や燃焼に関する生徒の認識の現状
第1節 気体の「圧力」に関する認識調査
第2節 「圧力と熱」に関する認識調査
第3節 「燃焼」に関する認識調査
第4節 気体の状態変化や燃焼に関する生徒の認識状況,学習・生活経験,及び課題のまとめ
第4章 内燃機関のサイクル・性能に関する生徒の認識の現状
第1節 「サイクル」に関する認識調査
第2節 「性能」に関する認識調査
第5章 「内燃機関によるエネルギー変換の仕組みと性能」の科学的認識の形成に関わる学習指導過程についての仮説
第1節 段階的な4つの認知活動による学習指導過程についての仮説
第2節 先行研究,及び他の学習指導理論と「学習指導の仮説」との比較
第6章 「内燃機関によるエネルギー変換の仕組みと性能」の科学的認識の形成に関わる学習指導の単元計画モデル
第1節 「単元計画モデル」
第2節 「単元計画モデル」に関連する「授業過程(展開)表」
第7章 「内燃機関によるエネルギー変換の仕組みと性能」の科学的認識の形成に関わる学習指導法の考案と,授業実践
による評価
第1節 学習指導法を考案する際の基本的な考え方
第2節 「シリンダ内の圧力変化」の学習指導法
第3節 「加熱によるシリンダ内の圧力変化とピストンの動き」の学習指導法
第4節 「燃焼による熱が動力に変換される過程」の学習指導法
第5節 「連続した動力が取り出される過程」の学習指導法
第6節 「効率よく動力を取り出す工夫」の学習指導法
第8章 結 論
本研究を構成する学術論文(刊行年順)