ハロルド・ラッグ社会科カリキュラム成立過程の研究
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序章 本研究の意義と方法
第1節 研究主題
第2節 本研究の特質と意義
第3節 研究方法と論文構成
第1部 ハロルド・ラッグ社会科カリキュラム構成の基底
第1章 近代カリキュラム成立の動向
第1節 ハロルド・ラッグと近代カリキュラムへの変革
第2節 エリオット及びフレクスナーの近代カリキュラム論
第2章 ラッグのアメリカ史教科書研究
第1節 バグリー及びラッグ著『第7学年及び第8学年で教授されるアメリカ史の内容-代表的学校教科書の分析』におけるミニマム・エッセンシャルズ研究
第2節 ミニマム・エッセンシャルズの必要
第3節 地理,歴史,公民におけるミニマム・エッセンシャルズの方法
第4節 ミニマム・エッセンシャルズの意義
第3章 『中等教育における社会科』の目標・内容の展開
第1節 「コミュニテイ・シビックス」の性格
第2節 『中等教育における社会科』における社会科の目標・内容
第3節 公民教科書及び公民副読本の内容
第4節 『アメリカン・デモクラシーの諸問題』
第4章 コロンビア・カレッジにおける「現代文明への導入」コース
第1節 コスの「現代文明への導入」コース
第2節 コースの目的と構成
第5章 ラッグの社会科カリキュラム改造への提案
第1節 AHA及びNEA「歴史及び市民教育に関する委員会」の報告書
第2節 「歴史及び市民教育に関する委員会」に対するラッグの批判
第3節 ラッグの中学校社会科コース案-NSSE第22年報第II部『初等中等学校における社会科』1923年の考察
第4節 全米社会科協議会の設立とラッグ
第2部 ラッグ社会科カリキュラムの構成原理と方法
第6章 ラッグ社会科カリキュラム研究と教科書シリーズ
『社会科パンフレット』の構成
第1節 ラッグ研究グループのカリキュラム研究
第2節 『社会科パンフレット』の構成
第3節 統合社会科の性格
第7章 リンカーン・スクールにおける社会科の実践
第1節 ラッグとリンカーン・スクール
第2節 リンカーン・スクールのカリキュラム
第3部 大恐慌と社会科カリキュラムの革新
第8章 産業社会の変化に対応する学校カリキュラムの構築
第1節 大恐慌と新社会秩序
第2節 巨大技術社会における教育改造
第3節 社会の変化に対応した社会科カリキュラム
第4節 ラッグ社会科カリキュラムの根拠
第5節 『国家復興に対する学習の手引書』経済問題への導入
第6節 『社会の再建:グループ及び学級における討論のための学習の手引書』
第9章 『人間と変化する社会』の教材構成
第1節 『人間と変化する社会』の狙いと教材構成
第2節 第I巻『アメリカ文明序説:合衆国における経済生活の研究』の目的及び教材構成
第3節 第II巻『現代世界における変化する文明:歴史的背景を伴った世界地理の教科書』の目的及び教材構成
第4節 小学校社会科カリキュラム
第10章 ラッグ社会科カリキュラム・デザインと主要概念
第1節 社会科コース『人間と変化する社会』とカリキュラム・デザイン
第2節 ラッグ社会科のカリキュラム・デザイン
終章 ラッグ社会科カリキュラムの性格と意義
資料・参考文献一覧
あとがき