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生徒指導のための実践テキスト

教師の実践と理論の融合を目指して

定価: 2,200 (本体 2,000 円+税)

教育現場の貴重な生徒指導実践について、可視化モデルを用いて、説明し、整理し、振り返る。実践と理論の融合プロセスを重視した、教師研修テキスト。
【2007年9月初版発行】

【著者略歴】
瀬戸健一(せと けんいち)
1955年 北海道に生まれる
1979年 岩手大学工学部卒業
1981年 岩手大学大学院工学研究科修了
2000年 筑波大学大学院教育研究科教科教育専攻修了
2006年 博士(教育学)筑波大学
公立学校教諭を経て、現在 東京農業大学生物産業学部准教授
(筑波大学大学院非常勤講師、中央大学大学院非常勤講師)
目次を表示します。
発刊に寄せて
はじめに 
序章 生徒指導における新たな研修スタイル
 第1節 本書の特徴―生徒指導の研修プログラムを目指して―
 第2節 生徒指導研究へのアプローチ
第1章 生徒指導という用語の多様性―教育言説(big word、magic word)の功罪―
 第1節 学校教育の役割―青春映画・学園ドラマの感動―
 第2節 生徒指導の役割
 第3節 生徒指導に関する用語の整理
 第4節 事例を参考にした生徒指導に関する用語の検証
 第5節 生徒指導に関する用語 教育言説の功罪
 第6節 ミクロレンジとマクロレンジ―レンジモデルによる説明―
 第7節 レンジモデルの図式化
 第8節 生徒指導イメージの実際 消極的生徒指導と積極的生徒指導
 第9節 理論研究の難しさ
 第10節 本当にあるのか、認知のパターン、行動のパターン
 第11節 マクロとミクロという用語 異分野で参考となる考え 
第2章 日本の教育のあり方を基盤にしている生徒指導
 第1節 海外との比較
 第2節 個人主義と集団主義
 第3節 戦後の教育 変遷する生徒指導
 第4節 困難な生徒指導 何が生徒を変えたのか 
 第5節 子どもの実態と社会の現状 児童生徒の規範意識のゆらぎ
 第6節 社会性の定義の必要性
第3章 いじめ研究の論文レビュー
 第1節 いじめの問題と対応の研究
 第2節 現場のリアリティと研究成果の関係
 第3節 「支持している理論」と「活用している指導方法」
 第4節 可視化モデルの共有 組織文化のアセスメント
第4章 生徒指導と教師文化 
 第1節 生徒指導にみる教師文化
 第2節 同調行動
 第3節 教師文化 同僚との調和 共同歩調
 第4節 教師文化の縦断的研究
 第5節 仲間による評価というピア・プレッシャー
第5章 教師の実践志向性
 第1節 教師の実践志向性 思い込みの影響
 第2節 高い関心(ホットスポット)と低い関心(コールドスポット)によるモデルの提言
 第3節 モデルの応用
 第4節 教育研究における実践と理論との関係
 第5節 モデルによる説明の有効性と限界
おわりに
著者瀬戸健一 著
発行年月日2013年09月15日
頁数206頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-1639-3

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