中日両国における高齢者生涯学習支援体制の現状と課題
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序章
第1節 本論文の目的と構成
第2節 先行研究の批判的検討と本研究の独自性
第Ⅰ部 基礎的考察
―「老い」についての考察―
第1章 老いるということ―ライフサイクルの中の老い―
第1節 エリクソン―心理・社会的発達段階と老年期の「統合」の課題
第2節 ボーヴォワール―老いとアイデンティティへの問い
第3節 1980年代以降における研究の動向
第2章 中日両国における「老い」についての考察
―中日老人観の流れと「老い」を取り巻く今日の状況―
第1節 日本における老人観
第2節 中国における老人観
第3節 「老い」を取り巻く今日の状況 ―中日の人口高齢化と高齢者の生活実態
第3章 「老い」の意識に関する中日比較調査
第1節 問題と目的
第2節 若者の老人観についての調査
第3節 高齢者自らの「老い」についての意識調査
第4節 まとめと考察
第Ⅱ部 中日両国における高齢者生涯学習支援体制の現状及び学習実態
第1章 日本における高齢者生涯学習支援体制整備の経緯と現状
第1節 日本における高齢者生涯学習支援体制整備の経緯
第2節 日本における高齢者生涯学習の現状
第3節 兵庫県における老人大学と高齢者の生きがい創造活動
第2章 中国における高齢者生涯学習支援体制整備の経緯と現状
第1節 中国における高齢者教育の成立と展開
第2節 中国における高齢者生涯学習の現状
第3節 天津市における老人大学と高齢者の学習
第3章 高齢者の生きがいと生涯学習の実態調査
第1節 問題と目的
第2節 高齢学習者の生きがいと学習活動の調査
第3節 一般高齢者の生きがいと学習意識の調査
第4節 高齢者生涯学習の阻害要因と要望
第5節 まとめと考察
終章 高齢者生涯学習支援の体制整備の課題
第1節 学習計画編成に関わる課題 ―個人-社会関係の新たな統合を目指して―
第2節 学習条件の整備 ―学習機会の拡大―
第3節 今後の課題
資料
あとがき