歴史教育内容改革研究
社会史教授の論理と展開
定価:
12,650
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序章 本研究の意義と方法
第1節 研究主題
第2節 本研究の意義と特質
第3節 研究方法と本論文の構成
第1章 社会史教授の課題と類型
第1節 「社会史」内容論
第2節 歴史教育内容改革論争における社会史教授の課題
―アメリカ合衆国の場合―
1 「歴史教育の危機」意識と社会史教授の要請
―70年代から80年代前半の動向―
2 「総合的歴史」の構成をめぐる社会史教授の課題
―80年代後半から90年代の動向―
第3節 社会史教授の類型
第1部 社会生活史教授の論理
第2章 社会生活領域史教授の論理
―カーネギー・メロン大学社会史プロジェクト・カリキュラムの場合―
第1節 社会史教授の構想
第2節 カリキュラムの全体構成とその論理
第3節 単元の展開とその論理
1 単元「歴史の中の健康と医療」の場合
2 単元「歴史の中の家族」の場合
第4節 教材構成原理
1 内容構成原理
2 学習方法原理
第5節 特質と限界
第3章 社会生活拡大史教授の論理
―ミネソタ社会史プロジェクト・カリキュラムの場合―
第1節 社会史教授の構想
第2節 カリキュラムの全体構成とその論理
第3節 単元の展開とその論理
1 単元1「社会史研究の素材と導入のための適切な質問」の授業展開とその論理
2 単元2「これが私の家族です」の授業展開とその論理
3 単元3「家族は地域社会の中で生活し、そして成長していく」の授業展開とその論理
4 単元4「ミネソタ州ウィノナ、セント・チャールズ:1880年から1905年」の授業展開とその論理
第4節 教材構成原理
1 内容構成原理
2 学習方法原理
第5節 特質と限界
第4章 社会生活領域・拡大史教授の論理
―オールウェイズ・アメリカ社会史学習プログラム『私たちの社会と文化の歴史』の場合―
第1節 社会史教授の構想
第2節 プログラムの内容構成とその論理
第3節 単元の展開とその論理
1 社会生活拡大史を視点にした単元展開とその論理
2 社会生活領域史を視点にした単元展開とその論理
3 社会生活領域史と社会生活拡大史とを統合した単元展開とその論理
第4節 教材構成原理
1 内容構成原理
2 学習方法原理
第5節 特質と限界
第2部 社会構造史教授の論理
第5章 政治的社会構造史教授の論理
―クローズアップ合衆国史学習プログラム『普通のアメリカ人』の場合―
第1節 社会・国家一般史教授の構想
第2節 歴史教材の構成とその特徴
第3節 授業展開とその論理
第4節 教材構成原理
1 内容構成原理
2 学習方法原理
第5節 特質と限界
第6章 総合的社会構造史教授の論理
―ニューヨーク州社会科シラバス第7・8学年『合衆国史・州史』の場合―
第1節 社会・国家一般史教授の構想
第2節 NYシラバスの全体構成とその特徴
第3節 授業展開とその論理
1 「社会生活史」内容の授業展開とその論理
2 「政治史」内容の授業展開とその論理
3 「社会生活史」内容と「政治史」内容の接続の論理
第4節 教材構成原理
1 内容構成原理
2 学習方法原理
第5節 特質と限界
第3部 社会生活史・社会構造史教授の展開
―世界史教育内容開発―
第7章 社会史教授の原理と教育内容開発
第1節 社会生活史教授の原理
第2節 社会構造史教授の原理
第3節 教育内容開発モデルの選択根拠
第8章 社会生活史教授の展開モデル
―社会生活領域・拡大史教授の場合―
第1節 授業構成の論理
1 理論の選択と学習主題の設定
2 内容構成の論理
3 授業過程組織化の論理
第2節 小単元「中世ヨーロッパにおける社会構造と庶民意識」の教授計画書
第9章 社会構造史教授の展開モデル(1)
―政治的社会構造史教授の場合―
第1節 授業構成の論理
1 理論の選択と学習主題の設定
2 内容構成の論理
3 授業過程組織化の論理
第2節 小単元「ナチス支配体制下の庶民生活」の教授計画書
第10章 社会構造史教授の展開モデル(2)
―総合的社会構造史教授の場合―
第1節 授業構成の論理
1 理論の選択と学習主題の設定
2 内容構成の論理
3 授業過程組織化の論理
第2節 小単元「17・18世紀イギリス帝国の構造と庶民生活」の教授計画書
終章 社会史教授の意義
資料・参考文献一覧
あとがき