教授過程における技術的能力を高める教材
定価:
10,450
円(本体
9,500
円+税)
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まえがき
第1章 学校教育と技術的能力
第2章 技術科教育における教授過程の変遷
第1節 近年の技術科教育の変遷
1.目標の変遷
2.領域の編成
第2節 技術科教授過程の変遷と特徴
第3節 近年の技術科教育に関する研究概要
第4節 まとめ
参考文献(第2章)
第3章 技術科教授過程で求める技術的能力
第1節 技術的能力と学校適応・基礎学力の関係
1.目的
2.方法
3.結果と考察
第2節 中学生の技能と経験や興味及び知識の関係
1.問題と目的
2.調査方法
3.結果と考察
第3節 緊急時における有用な技能と技術科教育の必要性
1.目的
2.調査方法
3.結果と考察
第4節 教授方法の相違による技能習得の影響
1.背景と方法
2.結果
3.考察
第5節 自己評価能力の構造とその発達
1.問題と目的
2.自己評価能力の因子構造の分析
3.自己評価能力の発達的変化の分析
4.考察と結論
第6節 教授過程における自己評価能力の変化
1.問題と目的
2.授業過程における自己評価能力の変化
3.構想図の変化と自己評価能力との関係分析
4.考察
第7節 まとめ
参考文献(第3章)
第4章 技術科教授過程における課題と展開
第1節 学校に求められる教育内容
1.調査回答による課題設定
2.共感と信頼の必要性
3.これからの教育に求められるもの
4.共感と信頼のある学校
第2節 技術科教育に求められる教育内容
1.技術科における自己教育力
2.学習への意欲を高める方法
3.学習の仕方の習得
4.生き方の問題とのかかわり
第3節 技術科教育における教材と教授過程
1.教材からみた教授過程の在り方
2.個性を伸ばす教授過程
第4節 実験による科学的な見方・考え方を育てる教具と題材
1.教授過程における実験学習
2.題材としてのボイラー船の測定実験
第5節 まとめ
参考文献(第4章)
第5章 技術的能力を高めるための教材の在り方
第1節 教師の題材選定に関する意識
1.目的
2.調査方法
3.結果
4.考察
第2節 生徒が考える題材の要素と分類
1.題材要素に関する因子
2.生徒が考える題材の要素
3.チェックリストによる題材の分類
4.結果と考察
第3節 まとめ
参考文献(第5章)
第6章 技術的能力を高めるための教材の再構成と実践
第1節 A:豊富な学習要素で興味を喚起する題材
『複合題材としての「カヌー・ボート」の開発と実践』
1.目的
2.「カヌー・ボートの製作」の実践(40時間)
3.製作後の調査と考察
第2節 B:楽しくいろいろ考える題材
『「手紙重量計」の開発と実践』
1.「手紙重量計」の製作のねらい
2.「手紙重量計」のしくみ
3.「手紙重量計の製作」の実践(10時間)
4.生徒の実態と考察
5.題材の考察
第3節 C:学習のバランスがとれた題材
『男女共学で実施する「フライ返し」の開発と実践』
1.「フライ返しの製作」の実践(20時間)
2.実践活動のまとめ
第4節 D:実用を重視する題材
『男女生徒が高め合う「押し寿司器」の開発と実践』
1.「押し寿司器の製作」の指導のねらい
2.「押し寿司器の製作」の実践(20時間)
3.生徒の実態調査
4.題材の考察
『電気領域における「バッテリーチェッカー」の開発と実践』
1.「バッテリーチェッカー」製作のねらい
2.「バッテリーチェッカーの製作」の実践(20時間)
3.結果と考察
第5節 E:実用的でつくる力を養う題材
『環境保全に役立つ「缶クラッシャー」の開発と実践』
1.空き缶のリサイクルと「缶クラッシャー」の必要性
2.空き缶の大きさ・強さと潰す原理
3.「缶クラッシャーの製作」の実践(20時間)
4.生徒の実態
5.題材「缶クラッシャー」の考察
第6節 まとめ
参考文献(第6章)
第7章 得られた知見
謝辞
発表論文
索引