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高齢者施設における介護職の高齢者理解を援助する面接法

定価： 7,700 円（本体 7,000 円＋税）
本書は、高齢者施設における介護職が高齢者援助において厳しいと認識していた高齢者理解に焦点をあて、それを支援するための面接法について検討したものである。

【著者略歴】
吉岡久美子(よしおか　くみこ)
東京女子大学卒業。大学卒業後進学し、社会福祉の資格を取得。新宿区福祉公社、長崎純心大学での勤務を経た後、1997年九州大学大学院教育学研究科に入学し、1999年修了。同年　同大学院人間環境学研究科博士課程に進学、2002年同大学院人間環境学研究科博士後期課程修了(Ph. D.)。現在、長崎国際大学講師。

博士(人間環境学)。臨床心理士、社会福祉士。
目次を表示します。
序文
第1章　目的と方法
　第1節　問題と目的
　第2節　研究の進め方
　第3節　本研究の意義
第2章「介護職の高齢者理解」援助面接法1の検討
　第1節　介護職のニーズの把握
　第2節　心理検査の選択
　第3節　介護職へのTEGのフィードバック面接の施行とその結果
　第4節　「介護職の高齢者理解」援助面接法1に関する考察
第3章「介護職の高齢者理解」援助面接法2の検討
　第1節　介護職のニーズの把握
　第2節　傾聴面接の検討
　第3節　傾聴面接を踏まえた介護職へのTEGのフィードバック面接の施行とその結果
　第4節「介護職の高齢者理解」援助面技法2に関する考察
第4章「介護職の高齢者理解」援助面接法の効用
　第1節　面接法施行後の感想からの検討
　第2節　面接法施行前後の介護職への調査からの検討
　第3節　面接法施行後の施設での生活場面からの検討―参与観察を通して―
　第4節　介護職へのフォローアップ面接からの検討
　第5節「介護職の高齢者理解」援助面接法の効用に関する考察
第5章　総合考察
　第1節「介護職の高齢者理解」援助面接法の特質
　第2節「介護職の高齢者理解」援助面摸法の意義
　第3節「介護職の高齢者理解」援助面技法の留意点
　第4節　今後に向けて:コンサルテーション・リエゾン的な援助の可能性
第6章　総　　括
　第1節　総括
　第2節　本研究の限界と今後の課題
文献
あとがき
著者吉岡久美子 著
発行年月日2005年02月28日
頁数172頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-1491-7