リスニング指導法としてのシャドーイングの効果に関する研究
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序章
第1章 リスニング―指導法と背景理論
1.リスニング指導の現在
2.リスニング指導理論の変遷
3.リスニング能力をどう捉えるか
3.1.スキーマ理論とリスニング
3.2.スキーマ理論の限界
4.短期記憶についての概念の変遷
4.1.一時的な情報保持装置としての短期記憶
4.2.短期記憶から作動記憶へ
4.3.多重貯蔵庫モデルの問題点
5.認知プロセスにおける作動記憶モデル
6.音韻ループを支える2つの保持システム
7.現在の作動記憶研究の流れ
8.リスニングと作動記憶
9.まとめ
第2章 リスニング指導法としてのシャドーイングの持つ効果の特徴
1.認知行為としてのシャドーイング
1.1.シャドーイングとは何か
1.2.シャドーイングの効果
2.実験
2.1.実験1
2.2.実験2
3.まとめ
第3章 シャドーイングの指導効果と音韻ループの関わり
1.音韻ループと言語習得
1.1.リハーサルとシャドーイング
1.2.音韻ループと言語習得との関わり
1.2.1.構音スピードとメモリスパン
1.2.2.復唱力
1.3.まとめ
2.実験1
2.1.方法
2.2.結果
2.3.考察
2.4.まとめ
3.実験2
3.1.方法
3.2.分析1
3.2.1.結果
3.2.2.考察
3.3.分析2
3.3.1.結果
3.3.2.考察
4.まとめ
第4章 学習者の意識に反映されるシャドーイング指導の諸側面
1.学習者の意識する効果
2.調査1―学習者の意識レベルの変化
2.1.調査日的
2.2.方法
2.3.分析1
2.4.分析2
2.5.考察
2.6.まとめ
3.調査2―シャドーイングの学習過程における変化と問題点
3.1.調査目的
3.2.方法
3.3.分析
3.4.考察
4.まとめ
第5章 シャドーイングの指導と評価
1.シャドーイング指導
1.1.指導形態
1.2.指導上の留意点
2.シャドーイング技術の評価法
2.1.評価することの意味
2.2.シャドーイング技術の測定:音節評価法とチェックポイント法
2.2.1.音節評価法
2.2.2.チェックポイント法
2.2.3.適正なチェックポイントの数について
3.まとめ
第6章 結語
1.この論文でなしえたこと
2.今後の課題
引用文献
Appendix