中等公民的教科目内容編成の研究
社会科公民の理念と方法
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14,850
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序章 本研究の意義と方法
第一節 研究主題
第二節 本研究の意義と特質
第三節 研究方法と論文の構成
第一章 中等公民的教科目の内容編成
第一節 社会科公民の理念
一 公民科と社会科公民
二 社会科公民における市民的資質育成
第二節 公民的教科目の内容領域
一 公民的教科目内容領域設定の課題
二 社会科学的内容の教授―政治・経済・社会領域―
三 人間科学的内容の教授―人間領域―
四 人文科学的内容の教授―哲学・文学・芸術領域―
五 文化科学的内容の教授―市民生活領域全般―
第三節 公民的教科目内容編成の類型
第二章 公民的領域における科学的社会認識形成
第一節 科学的社会認識形成のための内容領域と編成方法
第二節 社会科学研究としての公民的教科目
一 概念探求としてのカリキュラム構成―アメリカ社会学会編
『社会科のための社会学教材』プロジェクトの場合―
二 間題解決としてのカリキュラム構成-ホルクラー、メイリー、
ニトウスキー編『社会学』カリキュラム・ユニットの場合―
第三節 人間科学研究としての公民的教科目
一 個別科学研究としてのカリキュラム構成―アメリカ心理学会編
『人間行動カリキュラム・プロジェクト』の場合―
二 学際的研究としてのカリキュラム構成-ホルト社会科
『行動科学入門』の場合―
第四節 科学的社会認識形成のための公民的領域内容編成の特性と
教育的意義―社会・人間諸科学の法則・理論の批判的探求―
第三章 公民的領域における合理的思想形成
第一節 合理的思想形成のための内容領域と編成方法
第二節 制度規範研究としての公民的教科目
一 政治制度の歴史研究としてのカリキュラム構成
―公民教育センタ一編『我ら合衆国人民』の場合―
二 経済制度の比較研究としてのカリキュラム構成―ホルト社会科
『比較経済システム』の場合―
第三節 政策・行為規範研究としての公民的教科目
一 政策選択のための規範研究としてのカリキュラム構成
―ブラウン大学国際研究所編『21世紀の選択』シリーズの場合―
二 行為選択のための規範研究としてのカリキュラム構成
―ブレイル、サントロ、ワソウスキー編『アメリカの社会的論争問題』
カリキュラム・ユニットの場合―
第四節 合理的思想形成のための公民的領域内容編成の特性と
教育的意義―価値の批判的追求―
第四章 公民的領域における実践的思想形成
第一節 実践的思想形成のための内容領域と編成方法
第二節 市民の生き方追求としてのカリキュラム構成―ホルト社会科
『三つの都市の人間性』の場合―
一 市民的資質育成のための人文科学研究―全体計画―
二 性格の異なる三つの自由社会―全体構成―
三 自由社会における市民の生き方の評価―単元構成の論理―
四 自由社会市民の生き方の理想の追求―授業構成原理―
五 市民の生き方追求としてのカリキュラムの特質
第三節 実践的思想形成のための公民的領域内容編成の特性と
教育的意義―理想の批判的追求―
第五章 公民的領域における市民的資質育成
第一節 市民的資質育成のための内容領域と編成方法
第二節 社会参加実践としてのカリキュラム構成―パワー、フイリップ
他編『アクティブ・シティズンシップ・トゥデイ』の場合―
一 コミュニティ改善を目指した市民の育成―全体計画―
二 コミュニティの政策過程への参画―全体構成―
三 政策立案のための実践的技能の体系化―単元構成の論理―
四 コミュニティの総合的研究―授業構成原理―
五 社会参加実践としてのカリキュラムの特質
第三節 市民的資質育成のための公民的領域内容編成の特性と
教育的意義―市民像の批判的追求―
終章 中等公民的教科目内容編成の原理と今後の研究課題
資料及び参考文献
あとがき