博士論文・心理学・教育学など書籍・学術出版社|(株)風間書房

教育臨床への学校ソーシャルワーク導入に関する研究

教育臨床への学校ソーシャルワーク導入に関する研究

定価: 8,580 (本体 7,800 円+税)
教育病理の打開に向け福祉的視点からの挑戦というパースペクティブから,わが国の教育臨床に学校ソーシャルワークに基づく子ども支援のシステム構築を試みた新著。
【この書籍は現在品切・重版は未定です(2008.11.19~)】
目次を表示します。
"はじめに
序章
第1節 問題の所在と研究の意義
(1)問題の所在
(2)研究の意義
第2節 研究の視座と研究方法
(1)研究の視座
(2)研究の方法
(3)研究内容の概要
第1章 今日の教育病理現象
第1節 対象としての教育病理
(1)教育病理の概念
(2)教育病理現象の背景
第2節 児童・生徒の発達課題
(1)発達課題からみた児童・生徒
(2)児童期の発達課題
(3)思春期の発達課題
(4)子どもたちのストレスフルな日常
第3節 教育病理現象の諸相
(1)不登校の現状
(2)いじめの現状
(3)その他の教育病理の現状
第2章 教育領域における臨床的支援の系譜
第1節 児童・生徒問題への臨床的支援の枠組み
(1)学校現場における児童・生徒支援の枠組み
(2)カウンセリングの導入
第2節 現行の児童・生徒支援のあり方
(1)文部省による施策の概要
(2)児童・生徒支援の現状
第3節 現行の児童・生徒支援の問題点
(1)学校カウンセリングの現状
(2)適応指導教室の現状
(3)現行の児童・生徒支援モデルの限界
第3章 わが国における学校ソーシャルワークの必要性
第1節 学校カウンセリング導入の功罪
(1)学校カウンセリング事業の効用および功績
(2)学校カウンセリング事業の限界
第2節 心理臨床から生活臨床への展開
(1)福祉的な視点による支援の必要性
(2)心理臨床から生活臨床への展開
第3節 学校ソーシャルワーク導入の必要性
   *筆者の事例からみた学校ソーシャルワークの必要性
第4章 学校ソーシャルワークの概念,歴史,現状
第1節 学校ソーシャルワークという専門領域 
(1)学校ソーシャルワークの概念
(2)学校ソーシャルワークの歴史
(3)米国における学校ソーシャルワーカーの現状
(4)学校ソーシャルワーク実践モデルの変遷
第2節 わが国における学校ソーシャルワークの現況
(1)わが国における学校ソーシャルワーク研究の流れ
(2)近年の学校ソーシャルワーク研究および実践の動向
第5章 わが国への学校ソーシャルワーク導入に向けての課題
第1節 学校ソーシャルワーク導入に向けての留意点と課題
(1)システムの導入か技能の修得・応用か
(2)学校ソーシャルワーク導入に向けての課題
第2節 学校ソーシャルワーク導入に向けての展望
(1)学校ソーシャルワークに対する認知拡大の展開
(2)学校ソーシャルワーク導入のための制度面における条件整備
第3節 わが国の教育風土・学校文化との適合性
(1)わが国の教育風土
(2)わが国の学校文化
第6章 学校ソーシャルワークに基づく援助システム
第1節 今,教育臨床に求められる支援とは
(1)これまでの考察を通して明らかになったこと
(2)支援において必要な要件
第2節 実効性のある連携支援態勢の必要性
(1)「不登校」を取り巻く相談機関の支援態勢
―児童相談所,教育研究所,保健所への調査から
(2)問題解決のための関係機関の連携のあり方
第3節 学校ソーシャルワークに基づく援助システム構築の試み
(1)学校ソーシャルワークに基づく援助システムの枠組み
(2)学校ソーシャルワークに基づく援助システムの試案
終章
第1節 今後の検討課題 
(1)データによる実証性の問題
(2)教師への支援に焦点化した考察の必要性
第2節 地域ぐるみの教育をめざして
(1)地域に開かれた学校へ
(2)癒しの場としての学校へ
(3)子どもと大人,真の対話の実現に向けて
引用文献等
参考文献 
資料
謝辞"
申し訳ございませんが、只今品切れ中です。
著者岩崎久志 著
発行年月日2001年10月15日
頁数248頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-1282-1