近代ドイツ歴史カリキュラム理論成立史研究
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序章 本研究の意義と方法
第一節 研究の主題
第二節 本研究の特質と意義
第一項 先行研究の整理と問題点
第二項 本研究の特質と意義
第三節 研究の方法と本論文の構成
第一項 研究方法
第二項 本論文の構成
第一章 18世紀後半ドイツの歴史教育の状況と課題
第一節 学校カリキュラムと歴史科
第一項 1750~60年代の学校カリキュラムと歴史科の導入
第二項 1770~80年代の学校カリキュラムと新しい歴史科への要請
第二節 歴史科の導入と課題の成立
第一項 18世紀後半における歴史科の導入過程
第二項 歴史教育内容における課題
第三項 歴史カリキュラム編成における課題
第二章 歴史内容領域の変革過程
第一節 歴史内容領域における課題
第二節 神の歴史としての普遍史教授論の展開
第一項 四世界帝国論的救済史教授論
第三項 教義問答による普遍史教授
第四項 普遍史教授論の特質と問題点
第三節 人間の歴史としての世俗史教授論の開発
第一項 人物・出来事史教授論の形成
第二項 対象地域限定史教授論の形成
第三項 文化・社会領域歴史教授論の形成
第四項 物語による歴史教授論の成立
第五項 歴史教授論の多様化による新たな課題の成立
第三章 歴史教育内容編成論の展開過程
第一節 歴史教育内容編成における課題
第一項 課題としての多コース型内容編成
第二項 多コース型カリキュラムの始源と歴史科への要請
第二節 広領域総合教科としての歴史科論
―事実世界のパノラマ的組織化―
第一項 領域並立の広領域総合教科論
第二項 領域拡大による総合教科論
第三項 領域相関による総合教科論
第四項 広領域総合教科としての歴史科論の特質
第三節 出来事教授としての歴史科論―事実世界の来歴的組織化―
第一項 諸構想
第二項 出来事教授としての歴史科論の特質
第四節 理念的解釈教授としての歴史科論―人類世界の形成的組織化―
第一項 一元的解釈教授としての歴史科論
第二項 多元的解釈教授としての歴史科論
第三項 学問研究準備教授としての歴史科論
第四項 理念的解釈教授としての歴史科論の特質
第五節 一般的規則・枠組教授としての歴史科論―人間世界の研究的組織
化―
第一項 諸構想
第二項 一般的規則・枠組教授としての歴史科論の特質
第六節 小括
第四章 近代歴史カリキュラム理論の成立過程
―学校カリキュラム論との結合―
第一節 1790年代以降の歴史カリキュラムの課題
第二節 学校カリキュラム論と歴史カリキュラム論の関係
第一項 1790~1800年代の学校カリキュラムの状況
第二項 学校カリキュラムの組織化論の鼎立
第三節 近代歴史カリキュラム理論の成立
第一項 新人文主義的歴史カリキュラム理論
第二項 陶冶論的歴史カリキュラム理論
第三項 1830年「訓令」の歴史カリキュラム
第四節 近代歴史科の特質
終章 総括と課題
参考文献
あとがき