博士論文・心理学・教育学など書籍・学術出版社|(株)風間書房

乳幼児の心身障害の早期発見システムと相談内容項目

定価: 12,100 (本体 11,000 円+税)
乳幼児の心身障害の早期発見と療育支援システムの実証的系統化、システム運用のネットワークの担い手、乳幼児期を一貫する相談項目の体系と情報管理の課題を提示。

【著者略歴】
喜多祐荘(きた まさはる)
1965年 北海道大学教育学部卒
大倉山学院心理判定員、北海道立各児童相談所にて判定員、児童福祉司、相談課長をへ、道都大学社会福祉学部教授、北海道介護福祉学校副校長をへて、東海大学健康科学部教授
目次を表示します。
はしがき
Ⅰ部 心身障害の早期発見―療育システムと相談内容項目
序説(早期発見―療育システムと相談内容項目の調査)
1章 心身障害の早期発見―事後指導事業の実態
1節 乳幼児健康診査の体制
  2節 乳幼児健康診査の結果
  3節 健康診査の事後指導(相談)
  4節 精密健康診査と事後指導(相談)
  5節 巡回療育相談事業(日高支庁管内)
2章 心身障害の早期発見―事後指導事業の検討
1節 乳幼児健康診査の結果の特色
  2節 健康診査未受診児の把握
  3節 健康診査・事後指導のスタッフ
  4節 心身障害の早期発見から療育へ
  5節 早期発見―療育システムの形成
3章 心身障害の早期発見―療育システムづくり 
1節 早期発見―療育エリアの設定
  2節 早期発見―療育エリアの実勢
  3節 早期発見―療育システムの技術者
  4節 早期発見―療育システムの整備
  5節 早期発見―療育システムの体系
4章 乳幼児期を一貫するケース記録と相談内容項目 
  1節 出生から就学にいたるケース記録
  2節 乳幼児期の相談内容項目の検討
  3節 乳幼児相談内容項目表(案)
Ⅱ部 心身障害の早期発見―療育と乳幼児の発達・養育の支援
序説 (乳幼児(障害児を含む)の発達・養育課題と相談援助)
1章 乳幼児健康診査の末受診ケースの相談内容と支援
  1節 新生児訪問ケース 
  2節 医療機関からの連絡ケース
  3節 乳児健康診査の未受診ケース
  4節 1歳6カ月児健康診査の未受診ケース
2章 乳幼児期を一貫するケース記録の様式
  1節 乳幼児期の相談援助の体制
  2節 乳幼児期の相談援助のフローチャート 
  3節 乳幼児期の相談援助のデータベース(案)
3章 乳幼児の早期発見―療育と発達・養育支援のネットワーク 
  1節 北海道における早期発見―療育の現状
  2節 早期発見―療育と発達・養育の関連
  3節 発達・養育支援のスタッフとネットワーク 
資料編 全国各地における早期発見―療育の特徴
1章 県域における早期発見―療育の特徴
1節 神奈川県
  2節 愛知県
  3節 滋賀県
2章 都市における早期発見―療育の特徴
1節 大津市
  2節 東大阪市
  3節 北九州市
参考文献一覧 
あとがき
著者喜多祐荘 著
発行年月日2000年03月15日
頁数326頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-1190-9