博士論文・心理学・教育学など書籍・学術出版社｜(株）風間書房

教育体制分析の基礎理論

目次を表示します。

はじめに　本研究の役割と性格について
第Ⅰ部　課題
　第1章　教育体制論パースペクティプの意味
　　第1節　教育研究における制度研究の方法的特質
　　第2節　社会体制論的パースペクティプ
　第2章　公教育制度研究の方法論的課題
　　第1節　説明と理論
　　第2節　現行制度研究における体制論の取り扱い
　　第3節　問題構造の析出
　　第4節　改善のための方針
第Ⅱ部　ターミノロジー
　序論　対象を扱う方針
　第3章　基礎概念の設定
　　第1節　社会サイバネティクスを用いた基礎的諸概念の規定
　　第2節　社会制御システム
　　第3節　教育システム制御形式の特徴
　　第4節 教育制御の目標―「望ましい行為秩序」―
　第4章　教育システムの動学的分析の基礎
　　第1節　動学的分析の意味
　　第2節　機能的要件論の導入
　　第3節　制御図式による社会システムの変動の表現
　　第4節　合理的選択概念の制御論的解釈
　第5章　教育制度による制御プロセス
　　第1節　制度の役割と特徴
　　第2節　制度的状況変換/選択プロセス
　　第3節　教育制度に関わる状況変換/選択プロセスの基本定式
　　第4節　特殊概念の補充規定
第Ⅲ部　モデル
　第6章　レベルの分割とモデルの構築
　　第1節　分析レベル分割法
　　第2節　分析レベルに対応したモデルの構築
　第7章　構造モデル
　　第1節　体制構造レベルの文脈設定問題
　　第2節　構造モデルの構成
　　第3節　構造モデル各項目の変数軸と,対応するデータ処理形式
　第8章　プロセス・モデル
　　第1節　動学的文脈構成
　　第2節　プロセス・モデルの構成
　　第3節　プロセス・モデルのデータ処理形式と問題構成
　　第4節　プロセス・モデル分析の諸類型
　第9章　制度―構成員関係モデル
　　第1節　制度―構成員関係の取り扱いが重要な文脈構成問題
　　第2節　制度的変換プロセスの構造分析
　　第3節　メディア・プロセス分析
　　第4節　制度―構成員関係分析の適応
　第10章　複合的文脈の処理
　　第1節　複数文脈処理の原則
　　第2節　各モデル分析概念の接合方針
　　第3節 　複合的概念の分析―制度論的思考実験のために
あとがき　
事項索引
人名索引