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技術科における教材開発の方法と実践

定価: 11,000 (本体 10,000 円+税)
教材を指導内容に近い意味に捉え、教科及び領域の目標、意味及びその問題点を基底に、13の教材開発及び実践例、さらにそれらを汎化した方法論を述べている。

【著者略歴】
松浦正史(まつうら まさし)
昭和17年6月15日生
広島大学工業教員養成所機械工学科卒業
広島県立宮島工業高等学校教諭
広島大学大学院工学研究科修士課程精密工学専攻
愛媛大学助手・講師・助教授(金属加工担当)
工学博士(生砂鋳型に発生する水分凝縮層に関する基礎的研究:大阪大学)
兵庫教育大学学校教育学部教授 生活健康啓教育講座技術教育担当
兵庫教育大学大学院連合学校教育研究科担当

研究課題 技術教育の体系化、特にもの作りの意味と学習指導
目次を表示します。
はじめに
第1部 技術科教育の意義と役割
 第1章 技術科教育の人間形成に果たす役割
 第2章 普通教育としての技術科教育
 第3章 金属加工領域の内容と構造
 第4章 機械領域の内容と構造
  第1節 機械領域の位置づけと問題点
  第2節 設計学習の意義と問題点 
 第5章 情報基礎領域の内容と構造 
 第6章 木材加工領域の内容と構造 
第2部 教材の開発例と授業展開
 第7章 ロボット学習の展開
 第8章 内燃機関学習の展開
 第9章 鋳造学習の展開
 第10章 模型の設計と製作学習の展開
 第11章 強さとかたちの学習展開 
 第12章 熱処理学習の展開
 第13章 鉄鋼材料学習の展開
 第14章 図法変換学習の展開
 第15章 金属材料学習の展開
第16章 塑性加工学習の展開
 第17章 接合学習の展開
 第18章 板金CAD/CAMシステム学習の展開
 第19章 丈夫な構造の学習展開 
第3部 教材開発の方法論
 第20章 教材開発の方法論
  第1節 教材開発の目的
  第2節 教材の意義と役割
  第3節 教材開発の過程
  第4節 教材開発の方法
  第5節 教材開発の展望
文献
本誌に含まれている研究一覧
索引
著者松浦正史 著
発行年月日2000年01月31日
頁数278頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-1185-5