フランス教育社会学研究
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第1章 人口学的教育研究―フランス教育社会学のひとつの立場
l E.デュルケム「社会形態学」の系譜
2 A.ジラールの人口学的教育研究
3 教育に対する人口学的研究の意義
第2章 「青年」研究の嚆矢―“Nouvelle Vague”
1 「ヌーヴェル・ヴァーグ」発刊の経緯
2 「ヌーヴェル・ヴァーグ」についての考察
3 「ヌーヴェル・ヴァーグ」の教育社会学的意義
第3章 青年問題についての実証的研究
1 青年の意識・態度についての調査―第二次大戦後の日本の青年
2 青年労働者の実態分析
3 リセ学生に対する意識調査
4 青年の失業問題に関する報告書
5 P.モロワ首相の諮問に対する答申
6 青年問題についての実証的諸研究の背景
第4章 青少年非行研究の動向
1 青少年非行の推移
2 青少年非行の特徴
3 非行増加説の諸要因
4 非行青少年に対する教育的更生策
第5章 青年・成人教育政策の展開
1 変動社会における学校教育の見直し
2 雇用問題と職業教育
3 生涯教育振興への取組
第6章 家族の諸問題
1 現代フランス家族の諸傾向
2 「新しい家族」の出現
3 若干の考察
第7章 高齢者の動向とその対策―生涯学習との関連で
1 「老い」の生理的・心理的・社会的性格
2 高齢化の推移
3 高齢化に対する政策
第8章 高齢者家族における家族関係―孫と祖父母との関係を中心に
1 高齢者人口の推移
2 高齢者達の家族関係
3 若干の検討―孫、祖父母関係から導出されるもの
第9章 高齢者の余暇活動
(1)家庭内諸活動
1 家庭内諸活動の傾向
2 読書,TV・ラジオ視聴と音楽鑑賞
3 手作りの趣味
4 パーティの楽しみ―高齢者達の中心的社会関係
5 遊びと他の気晴らし
6 おわりに
(2)屋外活動
1 外出の傾向
2 外出の場所
3 訪問先
4 身体的活動
5 クラブ参加
6 ヴァカンスと週末の行動
7 おわりに
第10章「人生第三期大学」( ’Universite du Troisieme(、) Age(^)=
UTA)の展開―P.ヴェラスの思想
1 UTAの性格
2 UTAに関する具体的研究
3 社会老人学的研究
4 UTAにおける独自の諸計画
5 ヴェラス思想の意義
第11章 高齢者生涯学習の展開
1 人生第三期のための大学
2 UTAの実状
3 すべての人々のための大学
4 高齢者学習についての課題
付章 エピナルとデュルケム―彼の生誕地とその家族
1 エピナルの風土と社会
2 エピナルのユダヤ教徒対策
3 デュルケムの家系
4 スピナリアンとしてのデュルケム
あとがき
Table des Mati’eres